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私と検定
Привет ☺︎ こんにちは
先日、ロシア語能力検定がありましたね。
この検定の面白いところは、なんといっても過去問だと思います。
ロシア語学習を長いこと続けている身としては、ちょっと触れておきたいので、
今回はむずかしい話はナシで、検定と自分について気楽に書こうと思います。
1, 文法
まず、解説をする人によって、それぞれの特徴があっておもしろいです。
文の書き方から、第〇回と第△回は解説者が同じかもなぁ~と考えたりします。
特に文法がこの検定の鬼門だと思いますが、解説は日本語で書かれているからこその良さがあり、たくさん助けられています。
特に、完了体と不完了体の命令形の使い分けは、過去問のおかげで迷うことが減ったなと感じます。
2, 和訳・露訳
露文和訳と和文露訳は、相応のロシア語力と臨機応変さが求められますね。
問題文は新聞のコラムから引用されることも多々あり、レベルに達していないと上手く訳せない。
問題づくりの絶妙さに感心したり、そんな訳思いつかんなぁと思って唸ったりしています。
特に和文露訳は、なんかこう…潔い決断力を試される感じです。
繰り返しやれば翻訳力だけでなく、会話力も上がるんじゃないかと思います。
3, 聴取
試験で実際に使われた朗読・聴取の音声は、最近無料で公式サイトから聴くことができるようになりましたね。
すべての級の音声を聴くと、意外に速さの違いはないことが分かります。
内容の濃さ、文章の長さ、使われている単語で、難易度が変わるんだなと思いました。
一度、1級の音声を聴いてみてください。けっこうゆっくりはっきりと喋ってくれています。
あと、2級はたまにオチが用意されている問題もあって、ユーモアがあります。
4, 朗読・口頭作文
4・3級は与えられた文を読み上げる朗読で、2・1級は与えられたテーマに沿って作文をし、それを読み上げる口頭作文ですね。
朗読を振り返ると、3級を受験したときにレコーダーが不具合を起こし、まったく録音できなかったことを思い出します。こわかった。笑
今でこそ、レコーダーはデジタル機器を使いますが、私が大学生の頃はたしかカセットテープレコーダーだったので、そういうハプニングも少なくなかったんじゃないかな。
ちなみに、そのときはレコーダーの不良が認められ、再録音させてもらいました。
口頭作文は、テーマによって命運が分かれるかなと思いがちでしたが、
どんなテーマにも使える汎用性の高いフレーズをたくさん覚えていることが、緊張しないコツの一つかなと思いました。
これで私と検定の話はおわり。
検定の過去問に触れることで、分からないから怖いんだということに気付かされます。
知識は恐怖を和らげてくれるということが、語学を通して得た収穫だなと思います。
ロシア語能力検定2級の対策についてはコチラ↓