「在り方」を眺める
自分の姿って、案外見えてないですよね。コーチングセッションの録画動画をみるたびに、「ダイエットしよ…」って思います。
1.資格試験を受けてみた
出身スクール THE COACH Academy の認定コーチ資格であるCACPに挑戦を決意して、6/4に申請した。メンターコーチングも受け、「可能性がフィフティーフィフティなら出してみよう!」と飛び込んだ結果、撃沈。
思っていたより「コアの部分が全然できていなくって」愕然としたわけです。でも、フィードバック頂いた内容は全部納得感があって。
セッションに臨んでいるとき、「試験に出す動画なんだよな」ということが頭にチラついていた自覚はすごくあって、見事にその「意識のベクトルが自分に向いている」「試験のために解決志向性が色濃く出ている」といった部分を見抜かれていた。審査してくれたコーチすごい(語彙)
思っていたより落ちたことそのものへの「悔しい」という気持ちはなくて、淡々とFBを写経してました。悔しさがあるとすれば、協力してくれたクライアントさんに、だ。しかしながら、動画を撮り終えたあと、素の自分で話したエクストラの40分を経て「今の40分の方がまーさんらしかったよ!」との言葉を受け取っていたんですよね。むべなるかな。
2.スーパーバイズを受けてみた
「再受験を申し込むなら直接フィードバックをもらえるぜ!」ということで、即日申し込んでフィードバックを頂いた。もう、めちゃめちゃイイ時間だった。コーチがくれる言葉ってすごい(語彙)。
こんなフィードバック、試験に受かっちゃってたらもらえなかったわけですよ。この言葉たちを受け取っている僕と受け取っていない僕とではもう全然別人なわけ。
これは決して「気持ちが高揚した!」というだけの話ではなく、この日のすぐあとにお客様に提供させて頂いたコーチングセッションで、このフィードバックの話がドンピシャな場面に出会って。
僕が「できていなくって」試験に落ちた一要素だ。スラスラ語れた。写経しといてよかった。この話を持ち帰って下さったクライアントさんが、早速実践に繋がったとの由。試験落ちてて良かった!!!!!!
3.その後の変化
スーパーバイズを受けた6/14から約12日。気付けば毎日セッションしていた。Zoom、通話、クライアントさん、初めましての方、会社の同僚。実践機会は日常に溢れていた。
僕の「リソース」として教えて頂いたことや、「問は端的な方がいい。まーさんなら、それでもちゃんと相手に届くから。」といった具体的なアドバイスを持ち帰り、意識的に実践の場に臨んでみた。
スーパーバイズの翌日から、劇的に「違った」。感触が違う、クライアントの顔つきが違う、終わった後の喜ばれ方が違う。
たった一日だし、スキル的な指導を受けたわけではない。僕のリソースを教わり、コーチングに向き合う姿勢・マインドを教わり、「こう臨むぞ!」と在り方を決めて、場に臨んだだけだ。それなのに、こんなにも場の質感が違う。
コーチングセッションだろうが、人生体験を語る通話だろうが、場の質感の違いは常に現れた。
4.動画を見比べてみて
許可を頂き、録画をさせて頂いたので、今日、見返すことにした。一番直近の6/24。初めましての方との15分セッションを見る。どこか楽し気な表情をしている自分に気付く。やわらかな感じもするし、お相手も気持ち身を乗り出しているような場のエネルギーを感じる。
ひるがえって、提出した5/20。試験を受ける為に見返した時には、文字起こしに集中して自分の顔をろくすっぽ見ていなかった。そして、クライアントの姿も、「見えていなかった」ように感じてしまった。今日見た僕の表情は、「怖い」と感じた。
あらためてフィードバックシートを読み、自分の姿と照らし合わせ、噛みしめる。ようやく悔しさが追いついた。落ちた悔しさではない。「こんな場にしてしまった」自分と、それが見えていなかったことに対して、だ。同じ動画を見たとて、視点がなくば気付けなかった。視点を得た自分は、拾い上げられる事柄が変わっていたのだった。
他にも撮らせて頂いていた数本の動画を見る。スーパーバイズ後の僕の姿は、笑顔で、無邪気で、楽し気に移っていた。こんなにも、違うのか。その場にいるときの、僕の在り方は。そして、のびのびと話しているクライアントさんたちの姿がそこにはあった。
自分の「在り方」を、人に見て頂き、フィードバックを受け、視点をもらい、自分でもまた眺める。そうして気付けた、自身の姿を見て、「恥ずかしい」くやしさと、「変われる」ことへの実感をおぼえた。
再受験はもう決まっている。
挑戦したい事柄の感触も、掴めてきた。
協力してくれる方々にも、すでに出会っている。
あとは、やるだけ。
「在り方」を眺めて気付いた「こう在りたい」「こう在ろう」を決めた今、これからどんなセッションに出会うのか、ワクワクしている。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
僕は、妻と一歳の子どもと群馬県に暮らす、33歳の話好きです。
「妻と子供と過ごす時間を大切にしながら生きたい!子どもに誇れる仕事をしたい!大切な時間で人生を満たしたい!」と願っていたら、コーチングに出会いました。
どこか「仕方ない」と自分の生を諦めていた僕が、人生を取り戻したのは、自分の願いを知り、これを指針に生きることを選び、行動を重ねてくることができたからだなと実感します。
労働観が変わり、人生観が変わり、生きる質感が変わった。その感動を続けたくて、コーチの仕事をしています。
今回の投稿をお読み頂いて、「自分のこれからの物語に出会っていきたい!」とご興味をお持ちいただけたなら、お気軽にお声掛け頂けたら嬉しいです。(公式LINE)
あなたの物語に出会う日を、楽しみにしております。
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