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【壁うち企画】実践して1週間の振り返り



こんばんは、まーです。

最近、「来年の自分を楽にしてあげられるように自分が成長できる仕組をつくろう」というお話を伺いまして、ちょっと向き合ってみることにしました。

1.壁うち企画の構想

 すがけんさん(@xxkenai)、尾原さん(@kazobara )のお話を振り返っていて思い浮かんだこの企画。特に、ゆうじさん(@gu20181 )の24時間放送におけるすがけんさんコラボの枠をお聴きしていて、「今、自分にお客さんがいないことが問題。それは自業自得」というお話があって、ハッとしたのがきっかけでした。

 20代後半から、なんとなく「くすぶり感」をもって生きてきました。20代前半、社会人2年目の3月。18連勤をして、行きかう車に飛び込もうという考えが過るような生活をしていた頃に「自分をまもってあげられるのは自分だけだ」と思い始めてからずっと、「自分が強くならないといけない。武器を増やさなければいけない」と、周囲に過度に期待をすることをやめた。そうして手当たり次第に、自分の「スキル」のようなものを高めてきたつもりでいたけれど、それは「こんなことがあったときの為に備えておこう」とドリルを集めるばかりだったのだと思います。ドリルマニア(=ノウハウコレクター)ですね。

 お客さん(=穴を必要としている人)を考えてみることにしました。


 尾原さんの『あえて数字からおりる働き方』に、人生マップ、というフレームワークがありまして。

 paid for(対価を得るに値するもの)以外の3軸の交点に、僕がこの2か月間毎日やってるハンドパンライブがあるなぁ、と考えていました。これが最近の僕にとって「IKIGAI」にもっとも近しいものだ、と。そこで、ハンドパンLIVEについて考えてみることに。

 ビジネスを考えるときに、コンテンツをつくることは大前提として、集客導線をつくることも、とても大切です。どれだけイイものを作れても、知ってもらえなければ届かないからです。

 僕にとってのお客さんを考えるにあたって、僕がやっていることに「既に人は集まってくれているんだよな」ということに気付きました。1時間やれば30人~40人くらいの方がLIVEを覗きに来てくださいます(アクティブは平均的に10人くらい)。

 せっかく来て下さっている(=時間を頂いている)のだから、そこで提供できる情報価値を高めたいなぁ、と思いました。雑談しているのも楽しいし、それも「安らぎたい・話したい」という需要に応えているけれど、+αで遊びに来て下さる方の変化に役立つことも伝えられたらいいな、と。

 僕に足りないのは「視点」だと思いました。どんな変化を望んでいる方が遊びにきて下さっているのか。要するに、相手のことを知ることだと気づきました。

 LIVEの枠内でお尋ねしてもいいけれど、LIVEで突っ込んだ話訊くのも限度があるし、深い話するならサシだよなぁ(飲み会も多人数より2人~3人くらいが好き)と思いまして。じゃあ、そういう場を創ればいいなと。


 mocri(双方向会話ができるツール)で喋ることができるし、そこで「話したい理由」がある方と繋がることで、お相手の「視点」を得られると考えました。これは先述の『あえて数字からおりる働き方』で述べられている「視点のGIVE」のお話。

 尾原さんは毎日ニュースを読んで、「この情報はこの人に役立ちそうだな」という観点を添えて20人の方にメールを送り続けているそうです。10年間。「この人はこんなことに興味があるんだな」という視点をもっていたら、自分が日々生きている中で触れる情報へのフックが増える。フックにひっかかった情報を届けることができたら、その人の変化に役立つかもしれない。それを繰り返すと、「意味のある人」になれる。その人数が増えると、「何者か」になれる…。

 また尾原サロンでけんすうさん(@kensuu)の天才性を解説する、という投稿にて「回転数」のお話がありまして。情報の複製は限界費用ゼロだし、贈る相手が増えれば世の中の得の総量は増えていくし、経験量が増えれば自分の中での腹落ち具合が増えたり、たまに交換してもらえる情報で自分もまた成長できるし。

 これを繰り返したら、来年の自分は成長しているだろうな、という青写真を描けました。


 すがけんさんのこちらのnoteを拝読して、「ひとの問題解決に向き合った分」、自分は成長する。僕の壁うち企画も、例えば毎月5人とお話させて頂けたら、1年後は「60人と壁うちした自分」になってる。それは60人分(あるいは60回分)の視点のアップデートと問題解決に向き合った自分であるわけで、増えた視点のカラーバス効果で1年間に触れる情報のフックは増え、届ける会話をする際に腹落ちが深まっているはず。

 そんな思考で生まれたのが、最近取り組んでいる壁うち企画です。


2.実際にやってみた

 TwitterでDMを頂いて、時間調整して、mocriで1時間程度お話させて頂いています。テーマは自由。事前準備も自由。「今、喋りたいことを、お話してください」とお願いしています。

 「考えの整理に付き合う」というスタンスなので、基本的には傾聴姿勢で、たまに思い付きや最近触れたテーマについて僕も喋ります。

 お話して頂いている間はWordにメモをとり、セッションが終わったら(メールアドレスをご案内頂ける方には)そのWordファイルをお送りしています。


 これ、思っていた以上に(心が)いそがしいのですが、めちゃめちゃ楽しいです。ドアの向こうにいた妻が「イキイキしているのがドア越しに伝わってきたよ…!!」と宣うレベルです。


3.頂いた反響

 今日時点で5名の方に実施させて頂いたのですが、めちゃめちゃ嬉しいことに「感想ツイート」とか「感想収録」とか、そんな発信をして頂いちゃいました!「自分がどう相手の役に立っているのか…」を知りたくて仕方がない僕としてはこんなにありがたいこともありません。ありがてぇ…。



感想収録まで!


 自発的にこんなムーブメントを起こして下さるとは…。お相手して下さった皆さんの行動力とGIVEの精神に感謝!ほんとめっちゃ嬉しいです。


 受けて頂いた方の収録放送をききながら、「こんなあたりがよかったのかも」ということを抽出したメモです。詳細は収録でもお話してみました。


そして早速、行動変容へ。



4.やってみた感触

 自分が仕事に向かってみたときに、ハタと気が付きました。自分が詰まっていた「阻害要因」に目を向けて、「どうしたら乗り越えられるかな」「こう考えたらどうだろう」「じゃあこれを試してみよう」という発想をし始めていることに。5名の方と壁うちさせて頂いて、自分が投げかけていた質問。相手に向き合いながら、自分の中にも問に向き合う視点を醸成していたんだなと。

 当初の目論見どおり、自分が新しく触れた情報も「この間きかせて頂いたこの話に使えるんじゃないかな」とか、「もっとこの分野のこと調べてみよう」とか、相手の視点を自分にインストールした効用を感じ始めています。「続けられたら」、ちゃんと来年の自分はもっと成長してくれているんじゃないかな。


 頂いた視点の抽象化を試みています。


 企画自体、試行錯誤の段階です。例えば構造化した図解資料をPPTでつくるとか、メモをもっと丁寧に整えるとか。そういった+αのGIVEを通じて、相手の変化にもっと寄与できたらいいなぁと。

価値は相手の変化量。変化して下さったお相手の総量が、僕自身の価値。

 すがけんさんに教えて頂いたことを実践にうつしてみはじめたら、いつしか「くすぶり感」は消えていました。ドリル、使い道があってよかった。




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