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14年ぶりに、故郷で暮らす。

生家に戻って再び暮らすことなど、ひとつき前までは考えもしなかった。

それなのに、こうなるべくしてなったような気がする。



こんな人へ向けて書いています。

子育てや家族と過ごす時間を中心に暮らしを組み立てたいと願う人へ。

「人生において、大切にしたい時間は何だろう?」という問いに向き合って、「子どもの成長を間近でずっと見守りながら暮らしたい」という願いに出会いました。その願いを叶える挑戦をし続けている物語の、一幕です。


こんな人が書いています。

生まれ故郷の群馬で暮らし始めた、話好きの32歳。一つ下の妻と生後6か月の息子、そして僕の両親と妹と共に暮らしています。今日から。

子どもと一緒にいられる時間を増やしたくて、家でできて、夢中になれて、時間に自由の効く仕事を模索してきました。僕は人と話すことや物語が大好きで、話を聴いたり状況を俯瞰的に構造化したりすることが得意なのでコーチ・コンサルタントとして働いています。

お客さんの「いきたい場所への中継地」で在りたいので、「とまりぎ」を活動のコンセプトに選びました。

ご興味を抱いて下さった方は、以下のWEBページも併せてご覧ください。


1.故郷で再び暮らすことにした経緯。


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大きな理由は二つ。

(1)子どもが動き回り始めたので、もっと広い家に住みたい。
(2)収入の不安定な個人事業なので、生活コストを下げたい。

僕の生家は一軒家で、祖父母が亡くなるまでは二世帯で暮らしていた。1フロアまるまる住まわせてもらえることになり、1Kの間取りの東京暮らしからは比べ物にならないくらい広々とした家になった。畳まで新調してもらった。子どもを床に置いておくのも安心だ。


食費と光熱費を家に入れることを決めたのだけれど、家賃がかからなくなったことで大幅に固定費が削減される。これだけでも年間約150万円が浮く。夫婦あわせてかかる奨学金返済や通信費等をふまえても、これならば僕の毎月見えている売上高で成り立たせられる目途が立つ。


育休中の妻が得られる育児給付金や、児童手当もふまえれば日用品を買い足すこともできそう。見えていない新規の売上が立てば、事業投資に回す余裕も出てくる。


独立の際に重要なことは「死なないでチャレンジし続けられる状態をつくること」と言われる。かねてより懸念事項だった生活コストを減らすことが叶えられるのが本当にありがたい。


より詳細については一昨日書いたnoteをご覧頂ければと思う。


2.暮らし始めて気付いたこと。

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子どもがびっくりするほど人見知りをしない。父も母も妹も、猫かわいがりしながら子どもを抱っこしてあやしてくれるのだけれど、とても嬉しそうな笑顔を向けている。親元を離れてもグズることも暴れることもなく、目の前のおもちゃや人の顔に夢中だ。

そんなタイミングで引っ越してこられたことが、とてもありがたい。子どもの存在は家族の共通言語となり、関心も興味も話題も、子どもを介して膨らむ世界観がある。一挙手一投足が「かわいい」と称賛される存在は偉大だ。存在承認の感覚を、この実感を、忘れずに持ち続けていたいなと思う。


引っ越し作業の荷ほどきに先立って段ボールを各部屋に仕分けしたあたりで、夫婦ともどもエネルギーが尽きた。ちょっと眠らせてもらうことになった際に、両親が子どもを見ていてくれたのだけれど、本当にグッスリと眠ることができた。


最近、子どもが動き回り始めたがゆえに、寝ていても「大丈夫かな?マットレスから落っこちていないかな?」と不安になる。僕らの身体や枕などで囲いはつくっているけれど、身体能力がどんどん発達していく最中、不意に乗り越えられる日は遠くないだろう。

安心して任せられる相手がいて、眠ることだけに集中できる、という状況は久々で。妻が起きて面倒をみてくれている間に眠ることはあるけれど、それでも妻への罪悪感は伴ってきたから、久々の安堵感に包まれた体験だった。


これは眠ることだけに限らず、今こうしてnoteを書いている間も実感している。今は目の届くところでスヤスヤと眠る位置にいるのだけれど、妻も母も同じフロアにいて会話をしていて、僕ひとりの責任で注意力を割き続けなくても大丈夫、という安心感がある。

「人に注意を向け続ける」ことに、いかにエネルギーを割いていたか、ということに気づかされた。


3.やりたいこと。

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本を処分することができない性分の僕は、一人暮らしを始めてから買い続けた本を、実家に送り続けてきた。一部屋つぶれてしまうほどの蔵書である。


独立して、子どもが産まれた今、同じ本を読んでも感じることや読み取れることが変わっているだろう、と期待している。ピアジェの『新しい児童心理学』という本を読みなおしたくてその部屋に踏み入ったら、次々に「読みたい本」に出会った。過去の僕が興味を惹かれた本たちが、宝物に見えた。


注意力と可処分時間が増えると、本を読むことができる。それは子育てをより豊かにしてくれたり、お客さんの役に立てたり、自分たちの暮らしの体験を高めるための選択肢を増やしてくれたりする。そういう期待感があって、本を発掘して読み、実践に繋げていく日々にワクワクしている。


夫婦と子どもと3人だけだったら足を伸ばせなかったところへも赴くチャンスもありそうだ。物理的に頼れる人たちが近くにいる環境は、より僕らの暮らしを自由にしてくれる。そんなことを、確信した日だった。



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ここまで読んで頂き、ありがとうございました!



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反響の大きかったnote

📚願いを指針に、生きる。

もっとも読まれたnote。
僕が息子に出会うまでの、夫婦の挑戦の物語。


📚継続コーチングを完了した日

3ヶ月を共にしたクライアントさんから頂いた言葉。
大切な贈り物をもとに、僕が考えたこと。


📒言葉を受け取れる準備が整うこと

人の助言って、なかなか聴けないですよね。
「受け取れる自分」に出会った変化をお伝えしています。


📒靴の中の小石。

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「我慢」で失っていることに向き合っています。


📒感情の、痛み。

感情は「願い」のバロメーター。
願いに出会うための選択肢として、「ともにいる」選択を。


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