身体性と安堵拾い。
昨夜はなかなか寝付けず、夜中にも何度も目を覚ました。
それだけ気持ちが昂っているのか、布団に寝転んでいるのに、沈み込む感覚がなく、浮かんでしまっているような感覚だった。
布団をかけたりはいだり、枕に乗ったり下に挟まったり。
寝ついた子どもの手を握っていたら少し落ち着いてきて、呼吸が浅くなっていたことを自覚した。
今朝は結局4時前に起きて、そのまま寝つかれずに朝の準備を始めた。
魚を焼き、目玉焼きをつくり、枝豆とひじきを盛る。身支度を整え朝飯を食べたらもう家を出る時間だった。
一本遅れても間に合う時間を、習慣づける時間として選んだ。
そうしたら思いの外早くついてしまい、集合時刻の50分前だった。
しばし散歩、持て余した時間は近くのベンチで本を読んで過ごす。まだ少し肌寒さを感じるけれど、気持ちは凪いでいた。
今これを書いているのは帰りの電車である。
入職初日を終えて、準備をしたいこと、習慣の展望、集中体力の欲しさを感じている。
少し前から、起きている時間にも寝ている間にも立ち現れては消えていた不安のあれこれは、かなりなりをひそめたように感じている。
「見える」ようになったところが増えると、自分の中の折り合いをつけていく変数が減ってくれるからなのかもしれない。
さてまずは1週間。
新しい暮らしの展望を、覗きにいく。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました！
どこか「仕方ない」と自分の生を諦めていた僕が、人生を取り戻したのは、自分の願いを知り、これを指針に生きることを選び、行動を重ねてくることができたからだなと実感します。
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