努力_才能

「紳竜の研究」に教えてもらった才能と努力の話

高校生のときの話です。当時は超絶テレビっ子でして、部活を終えて家に帰ってくるや否や、とにかくテレビをすぐに付けていろんな番組をかじりつくように観ていました。

僕が好きだったのはとにかくその分野で超有名でトップの人。サッカーでいえばメッシ・ネイマール(ちょっと前はロナウジーニョ)、お笑いでいえばダウンタウンと島田紳助でした。

お笑いは特に好きで、当時高校1年生くらいだった僕が出会って衝撃を受けた動画が「紳竜の研究」。

島田紳助さんがお笑い養成所NSCの生徒に向けて講義をしている動画です。2時間ほどあるすごく長い動画なのですが、プロフェッショナルの話術に一気に引き込まれます。

動画の中でいくつかのテーマを語る紳助さん。中でも僕の心にすっごく響いたテーマが以下の4つです。

・才能×努力の話

・売れるための「x+y」理論

・運と計算の話

・ストーリーテラーのための記憶法

全部を書くと超長いので、このnoteでは昨日のnoteの内容に関連する「才能×努力の話」だけを抜粋します。(その他3つもいつか気が向いたら書きます)

才能と努力の掛け算の話

紳竜の研究の冒頭で出てくるのがこの才能と努力の話。簡単に図にしてみました。

自分が何をするにも、習熟度や習熟スピードに影響を与える2つの因子が「才能」と「努力」です。それぞれ0~5の6段階で数値化すると、才能5の人間が5の努力をすると最高点25が出ることがわかります。

どんな分野にも才能5の「大天才」は必ずいて、逆に才能1の全く向いてない人も残念ながらいる。才能ばかりはアンコントローラブル。コントロールできないものと定義しています。

ここでわかる真実はかなり残酷で、才能1の人がどんなに努力をしたところでMAX5点にしかならない。かたや才能5の大天才は・・・

数学的には1×5も5×1も同義に思えますが、今回は全く意味が違うのです。なので大切なことは5の努力の仕方を学ぶことと、才能が5になるような分野を見つけることだと紳助さんは語ります。プラス僕的には6以上の努力をするための方法を考えることも重要と思います。

5の努力をするためには徹底的に模範する

「紳竜の研究」ではこの後、実際に島田紳助さんが紳助竜介という漫才コンビで実践した5の努力について細かに語られています。すごく観察され計算し尽くされた、緻密で正鵠を射た努力の仕方を編み出しています。動画では「教科書を作った」と表現している。中でも響いたのは、すでに完成している方の努力をとにかく「模範」するということ。

動画の中ではプロ野球選手の素振りの例が出されていますが、僕の頭の中の理解はこうです。とにかく自分が思う「ここまで頑張ったんだから」とか「これ以上はできないから」とかそんなことは一切取っ払って、一番努力してると思う人の努力量にまずは基準を合わせる。正しい努力の仕方を知る。

そして例えばその人がその努力を3年続けてようやく習熟したんだとしたら、半分の1年半で習熟するためにはどうすればいいかを考える。実行する。繰り返す。

泥臭い方法かもしれませんが僕はこう腑に落ちています。「守破離」ってやつかもしれません。はじめどんなに辛くてもがむしゃらに走りまくっていれば、そのうち楽しくなってきて、ハマってきて、夢中になってきて、習熟してきて、得意になるもんです。

努力が夢中に変わる瞬間まで言い訳しない。

ここからは自分への戒めで、今そんなに余裕がないとか、他のことに忙しいからそんなに時間がないとか、努力をしない理由には一切ならない。余裕があるときなんて一生来ないし、その時時によって毎日何らしかに忙しい。こう言い訳している時点で、自分の人生は変えられやしない。努力が夢中に変われば心にも時間にも余裕が出てくるから、そうなるまでは突っ走ることですね、ホント。

このnoteは今週の日曜日にはじめました。今日で5日目です。卒論提出も卒業試験勉強も薬剤師国家試験勉強もすべて控えてるこのタイミングであえて始めました。先々月にはギターも始めました。毎日30分必ず練習しています。

全ては自分の世界を拡げるためです。ギターでいうと僕はまだFコードを弾くことができませんが、すでに弾けるA,Am,C,D,E,Em,Gのコードばかり練習していてもFはいつまで経っても弾けないでしょう。チャレンジしないと。今の自分の世界を拡げないと。

卒業後、仕事の予定もガンガンに詰めています。おそらく来年3月あたりにスケジュールまとめて発狂するほど忙しくなると思う。怖い。けど楽しみだ。とにかく限界を超えていかないと。今見てる世界は決して拡がってくれませんから(2回目)。

紳竜の研究、是非皆様みてください!

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