稽古考28
■ 2004/10/20 「少年部演武会稽古」考
奈良の第一回演武大会が11月7日に予定されている。今回の少年部演武会は小学生低学年と高学年、中学生に分かれて行われる。このところどこの道場でも、少年部は演武会に向けて稽古をしている。私の場合、技も自由に自分達で決めさせている。昨年の記念演武会以来採っている方針。出場しない者も一緒に稽古する。演武会や昇級試験の頃は、皆真剣に(目的意識をもって)稽古するので、技の上達が芳しい。みていると、互いに違う点を指摘し合ったりして上達を目指している。
子供達にも技に得手不得手がある。演武会なのだからやりたいようにやれば良い。と、私は、「自分の得意な技」「好きな技」「やりたい技」を選択は子供に任せ、やらせる。
少年部はこの一年間で結構な数の技を指導してきている。その中から「得意技」ばかりの繰り返しでもよい。と言い、また、どうしても「何をして良いか分からない」低学年初心者のみ「あれこれ」アドバイスする。先週今週と(低学年も含めて)「ぼくらなにすんの」「わたしらどうしたらええの」と聞きにくる子供はいなかった。来週も演武会の稽古は続く。