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稽古考6  2021.5.30

■ 2002/04/16 (Tue)    道場長稽古会(大阪合気会)

田中利明道場長に「何故、稽古会の報告を書かないのか」と言わる。書きづらいものなので筆がすすまなかった。本当に書いて良いのだろうか。

日曜日大阪合気会本部道場で第一回指導者稽古会が行われる。本部師範を含め総勢28名。当日、道衣に着替えるまでは半信半疑。果たしてホントだった。

4グループに分かれての稽古。始めに片手交差取り抑え込み。田○裕○師範の所へ入る。んっ!見ると田中道場長は野村師範の所、今日はやる気やな、と。

田○裕○師範、さすが昔、指導していただいたので心得たもの、ちゃんと私の受けをとってくれる。ひとつ置いて向こうを見ると、田中道場長が野村師範を相手に苦戦。声にならない気合いが苦闘を物語っている。途中グループを適当に替わるが、それでも45分間ぶっ続けで、抑え込みの技。

「わざを変えましょうか」と野村師範。ふぅー休憩か、と思いきや、「それでは次に入り身投げをやりましょう」。「グループをひとつ横にずれてください」。と言うことは、野村師範のグループで入り身投げ。しかも田中道場長は、位置をずれずにこのグループに残る。「なんでずれへんのん」。そんで、他のグループは7人おるのに、なんでここは5人なん。う~ん、俺も根性出したる。いっちゃん先に野村師範に迫ってゆく。受けもまずまずや。野村師範、やっぱり私の指導師範だけのことはある。私の入り身投げの受けを取ってくれる。田中道場長、以心伝心できっちり受けを取ってくれる。これはなんとかやれそう。

田中道場長が野村師範に投げられる。何年ぶりかで見る姿。んっ、ばしっ。 きつう~。 頭うったんとちがうか〜?入れ替わりながらも、40分間の入り身投げ技。

休憩なしやな、これは。と、思っているとその通り、片手両手取りの側面入り身投げ。これまた20分。1時間45分ぶっ続けの指導者稽古会、とにかくお疲れさまでした。


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