稽古考49
■ 2005/09/16 郡山道場(金曜クラス)「稽古通信」
いつも稽古時間より早めに道場に入る。稽古の始まる時間になっても少年部、まだざわざわ。中には3分前から正座黙想の者もいるのに。「しゃべっとったら 稽古 始まらんぞ~」、と。
新しい会員が稽古に慣れるまではと、体転換の稽古はしてこなかったが、先週から時間を多くとってやっている。色帯と白帯の組み合わせで行う。人数はおおよそ半々。「色帯はしっかり教えてあげて下さい」。
技に入る。「誰か受けをとってくれますか」と待つ事、30秒、1分、1分30秒・・・。以前に3分はゆうに待った事もある。高学年になるとなかなか恥ずかしいのか前に出てこない。低学年の色帯が礼をして進み出る。二回目からは高学年が意を決した様に進み出る。私はここでは「受け」を指名しない。自信を持って進み出てほしいからで、少年部稽古の励みがこんな所にもあると思っている。
一般部。早く来た人は柔軟を終え、マットを使って受身の稽古。19時前後、一般部の人達が徐々に集まってくる。『体転換』から始まり『体転換入身投げ』、19時30分迄はほぼ自主稽古。
このところ金曜日クラスも有段者が多く来るようになり、昨日も4名が。白帯と組んで稽古してくれるので助かっている。どうしても数の多くなった少年部に指導の目(体)がゆき、一般部の人達は30分程自主稽古になってしまう。
それでも皆、納得済み。あちこちで「技の研究会」が開かれている。郡山道場は広いので、少年部が帰ると、残り1時間はマンツーマン稽古。テンポ良く稽古が進み、目一杯汗を流すので、これも良い。
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