稽古考4 2021.5.28
■ 2002/04/13 (Sat) マンツーマンの稽古
マンツーマンの稽古は格段の進歩をみる。少人数で稽古をしている道場はこれが多く、稽古生はしんどいだろうが、多人数で稽古をしている道場に比べると細かい所まで注意が行き届く。
マンツーマンの稽古は間断なく繰り返される基本の捌きから、相手の呼吸に合わせる稽古にスムーズに移ってゆける。基本技を繰り返し研鑽することにより技の型ができ、連続した稽古は体から自然と余分な力を抜いてゆく。
合気道の呼吸技、応用技はこれが出来ないとまったく使えない。元々稽古はマンツーマンが基本。道場生の多いところはそうもゆかず、三松禅寺、近鉄の道場はなかなかこれが出来ない。道場生がふえるのは嬉しい事だが、考えさせられる事も多い。
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