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稽古考51

■ 2005/09/20   高の原道場「稽古通信」

道場生が敷いてくれたのだろう、道場に早い目に着いたのだが稽古マット80枚が敷かれていた。低学年の子どもが「今日は膝行、なん周するの」と、聞いてくる。「(私は優しいから)一周しかしないよ」。

稽古時間3分前なのに少年部、全員正座して待っている。私が黙想すると自然に倣い黙想。白帯と色帯の組み合わせで体転換、長く時間をかけてやる。今日は少年部も一般部と同じ技、体転換から『抑え込み』、『回転投げ』、『入身投げ』。ここの道場は少年部指導でも体転換「技」をしているからだろう、白帯低学年も上手にやっている。最後は色帯同士の『入身投げ』稽古。約束通り膝行は一周で終わる。

一般部も、少ない人数でマンツーマン稽古。『入身投げ』が終わる頃は少し疲れた様子。その間、少年部が着替えを終え、ひとり一人挨拶をして道場を出てゆく。道場長はと、ふと見ると、板の間に正座し各々に挨拶を返している。私が高の原道場でやったことのない事。「ちょっと、負け」。

残り30分転換稽古の『四方投げ』。本日体験稽古で参加した他武道経験者、「武道勘」が良く、最後まで稽古について来ていた。習い事を始めるのに絶好?の秋。どこの道場になるかは知らないが、10月から一人入会。

ピクチャ 4


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