『止める・蹴る』という言葉
こんにちは。
こちらはオンラインスクールで投稿している記事を加筆修正したものをアップしております。
さて、今日は『止めて・蹴る』という言葉についてです。
ぼくが日本サッカーに何でもかんでも突っ掛かってしまうのはまだ思春期だからということにしておいて下さい。(いい大人なはずです)
言葉に引っ張られ過ぎてないかい?
まず最初にトラップがどうでもいいとか、意味ないとかではないです。
テクニックもあった方が良いというのを前提に進めて行きます。(保険としての前提)
『止める・蹴る』という言葉がメジャーになり幾年が経ちました。
そんな中で、個人的には止める・蹴るという言葉を使ってないです。
松井は、郷に従わない事でお馴染みです。
『止める』という言葉を意識し過ぎてしまうと、『止める』事が目的となりボールへの意識が強くなりそうなので使ってない理由になります。(そもそもボール意識が強い日本人相手だからこそ)
ボールが意識の中心になると、
サッカー自体上手く行かない事や身体の使い方的にも上手く行かなくなる事が多い。
『止める』は、『そこに』とか『ピタッ』というイメージがあったりで、良いこともありますがそれによって流れを止める事もあるなと思います。
あと、デメリットとしては『ミス』の定義が『プレー』でなくて『ボールコントロール』が主になって、
【上手く行かない理由がボールコントロールがメインとなってしまいます】
逆に言えば、ボールコントロールが出来たら問題解決という実は道理が通りそうで通らない論理が完成されてしまいます。
『英語が出来たらアメリカで成功する』的なやつです。
英語が出来る事とコミュニケーションが取れることや仕事が出来るかはまた別問題。
日本語話せればコミュニケーション上手く取れるのかい?
仕事で成功するのかい?
そんな事ないというのは、ぼくを見れば火を見るより明らかである。
アメリカに行って生活した方が最初苦労するかもしれませんが、本当に使える英語をマスター出来そうですよね。
それで言うと、サッカーもその流れで良い気がします。
ボールコントロールをまずひたすら練習するよりも、
サッカーという原理や試合の流れというものの中に入って覚えて行く方が本当に使えるボールコントロールが出来そうですね。
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