【未経験者向け】SaaS業界に入るならインサイドセールスから!はなぜ?実体験からおすすめできる理由
こんにちは!ミライフの井上です。
私は現在、転職エージェントとして活動していますが、さかのぼると元々は新卒で、SaaSのインサイドセールスからキャリアをスタートしました。
その経験を活かし、最近は20代の営業出身、「これからもっと成長したい!」という方の面談をよくさせていただいているのですが、
その中には、SaaS市場の成長性に惹かれ、「未経験でSaaSにチャレンジしたい!」と思われる方も少なくありません。この記事を読んでくださっているあなたも、同じご状況だったりされるのでしょうか?
そんな「SaaS業界への未経験転職」、ご自身で情報収集される中で、あるいは転職エージェントの方から、こんな話を聞いたことありませんか?
「未経験でSaaS業界に入るなら、まずはインサイドセールスからがいいですよ」
✓インサイドセールスは未経験でも転職しやすいから
✓The Model型のセールス組織では、インサイドセールスは登竜門だから
なんて言われたりもしますね。
でも・・・
「転職しやすいと聞いたから」「登竜門らしいから」
それだけの理由で受けてしまうとGAPを感じてしまわないかなと感じることや、
一方で・・・
・インサイドセールスって所詮テレアポ部隊でしょ?
・インサイドセールスの後のキャリアプランって本当にあるの?
・行動量だけ管理されて大変なんじゃない?
こんなイメージを持っている方も、やっぱりまだまだ多いです。
これ、どちらも世の中に情報が少ないからだと思います。インサイドセールスは比較的、新しい職種なので、世の中に経験者が少なく、リアルな情報がまだまだ少ない印象です。
そこで今回は、どちらの方に向けても参考になればと思い筆をとりました。
元インサイドセールス経験者からみた、
インサイドセールスがキャリアの入り口としておすすめできる理由について、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
■インサイドセールスの特徴は、なんといっても「打席数の多さ」
まずはじめに、端的に言うと、インサイドセールスの特徴は「打席数が多い」、これに集約されると思っています。
ここで言う打席数は、顧客との折衝数のこと、
多い少ないは、「フィールドセールスとの比較して」(多い)という意味です。
以下に、もう少しわかりやすく書きますね。
具体的に言うと、同じ業務時間内で比べると、
フィールドセールスの場合、顧客折衝は主には商談を通して、ですよね。
1日の商談件数は大体2-3件、多くても4-5件ほどじゃないでしょうか。
一方、インサイドセールスの場合、顧客折衝は主に電話やオンラインツールを通してです。
商材や重視しているKPIなどにもよりますが(これ、本当に会社によりますが)、お客さんとの有効会話は、おそらく少なくても1日10件(この時点で2倍以上ですね)、多ければ30-40件以上はあるのではないでしょうか。
細かい数値は、各社差はあれど、「社内のフィールドセールスと比べて、打席数が多い」というインサイドセールスの特徴は、おおよそどの会社においても当てはまって言えると思います。
その分、同じ1日で、自分の仮説を試せる回数が多いということです。
で、何がいいの??
ようやくここからが本題ですが、私が思う、
「インサイドセールスがキャリアの入り口としておすすめできる理由」は、以下の3点です。
他の職種でも、一定当てはまることもあると思いますが、インサイドセールスの場合、その打席数の多さからそれを得られる機会が多いと思っていただけたらと思います。
■インサイドセールスがキャリアの入り口としておすすめできる理由
1.市場感を掴める
前述の通り、インサイドセールスは、日々多くのお客さんと話します。
それも、「見込み顧客」と話します。ここがポイントです。
「もう既に温度感が高まっているお客さん」「もう導入することをほぼほぼ決めているお客さん」じゃ、ないんです。
つまりどういうこと??
・え、サービス名もあんまり聞いたことないです、、
・知ってはいるけど、必要ないと思ってるので
・必要なのはわかる、でもうちにはいらないですね
・良いのはよくわかってる、でも今じゃないかな
という「リアルな反応」を、「リアルタイム」で耳にできるんです。それも、多くの方の声を日々。
この反応から、
あ、まだまだうちの新サービスって市場から知られてないんだな、とか、
結構知られるようになってきたんだな(感動)、という市場感が肌で感じられるわけです。
これは、インサイドセールスだからこその醍醐味だと思っていて、そのおかげで、各業界、各企業の方の人柄やそのテーマに対する課題意識、理解度のようなものを肌で感じられたりもして、今ふりかえると貴重な経験でした。
市場感を掴める、というのはあまりピンとこないメリットかもしれませんが、これは職種が変わっても転用できる経験です。のちに社内異動でフィールドセールスなど他の職種に移っても活きる、あなたの土台になると思います。
また、見込み顧客と多く話すわけなので、
自社のサービスの話ばかりしていては興味を持ってもらえません。
業界や市場のトレンド、他社事例など自分自身も常に広く勉強し、広いインプットが求められます。
まとめると、
顧客の課題やニーズを直接聞く機会が多いため、リアルな市場感覚を身につけやすい、と同時に、
自身もお客さんに最新の情報を届けるため業界や市場のニーズを常に拾っていく必要がある、
それにより市場感が掴める、ということです。
2.セールスとしての基本動作を早期に身につけられる(磨ける機会がある)
打席数が多いので、簡単に言えば自分のセールストークを、短いサイクルで1日に何度も実践できます。
自分のヒアリングやトークが刺さらなければ、刺さってないのが電話越しの声でわかりますし、もういいです、と言われることもあります。
逆に刺されば、最初は「1-2分だけね」と言われたお客さんでも、話していくうちに興味を示され、相手から質問が飛んでくるようになることもあります。
また、【短い時間で】【端的に】(営業する)
これもインサイドセールスの特徴です。たとえば、
BANT営業
"4つの不"
などなど、いろんな営業手法や考え方をインプットしつつ、それを使うか、使わないか含め、磨ける機会がありました。
どうやったら効率的に商談ないし受注に繋がる情報を集め、お客さんから信頼してもらえるか、そのための情報を提供できるか、
これを思考し続け、「試行錯誤しながら実践」を繰り返すことで、セールスとしての基本動作はもちろん、短い時間で端的にヒアリングする力、トーク力、提案までもっていく力など、効率よく磨くことができる機会が、インサイドセールスにはあると思います。
3.プロダクトの理解を深められる
たとえばあなたが入社していきなりフィールドセールスから入ったとして、
あるいカスタマーサクセスから入りたいとして、
入社後、対峙するお客さんは、あなたの会社のプロダクトへの理解度はどのくらいあるでしょうか?
もちろん、それぞれだと思います。
ただ極端な話、お客さんがめちゃめちゃ詳しいケースもあるかもしれません。
自身のプロダクトへの理解が浅い段階で、たとえばカスタマーサクセスとして、お客さんに活用提案をするのは、やや高いハードルだと感じませんか?
インサイドセールスであっても、もちろん、キャッチアップは大変です。
ただ、インサイドセールスは、プロダクトを最前線で顧客に提案する立場にあるため、お客さんの反応を通じて、自社プロダクトの強みや改善点を深く理解できます。問い合わせに対応しているうちに、プロダクトへの理解も深めていくことができます。
これも、将来的にフィールドセールスやカスタマーサクセスなど、他の職種に移った際にも役立つ経験です。
まとめ
長くなってしまいましたが、以上です!
他にもお伝えしたいことが沢山あったのですが、既にもう長くなってしまったので、またどこかで続編を書きたいと思います。
転職検討されている方でもしご興味&必要があれば、面談でもぜひお話しましょう!
最後にあらためて、私は現在、
「これからどんなキャリアを歩むべきか分からない」「SaaS業界に挑戦したいけど、自分にできるか不安」といった方々の転職支援を日々しています!
・面談しただけで、自分の気持ちが言語化された!整理されて、スッキリした!
・SaaSだ!と思ってたけど、話をしてみたら自分は違う業界の方が向いてると気づけた
など、感謝の声もいただいています!
キャリアに関するお悩みや相談があれば、ぜひ私にお声がけください。一緒に考え、行動するお手伝いができれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
読んでくださった方の挑戦を、応援しています✨
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