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【楽しく生きる糧】元小学校教員が伝えたい歴史を学ぶ意味


「歴史って暗記ばかりでつまらない」

「過去の出来事や人物を知って、生活のためになるの?」

「歴史を学んでも、お金にならないでしょ?」


歴史の学びに負のイメージをもつ人は多いです。

暗記科目というレッテルを張られ、就職にも役立たない歴史。

たしかに、私自身も小学生から歴史を学んできて、役に立ったなと思ったのは受験の時くらいでした。

しかし自分の人生を振り返ると、歴史の学びが楽しく生きるための糧であることに気づきます。


こんにちは!

Webライターのマーです。

今回は元小学校教員が思う歴史を学ぶ意味をテーマに書いていきます。

少しマニアックかもしれません(笑)

「どうして歴史を学ぶ?」という疑問は、学生の方を含め多くの人が抱いたことがあるのではないでしょうか。

その答えを私なりに解説していきます。

①日本の歴史、世界各国の歴史を知ると、さまざまなものが見える


恐竜博物館より

日本を含めた世界の歴史を知ると、さまざまなものが見えます。

例えば文化。

私は今年、福井県を旅行しました。

福井県といえば恐竜です。

「しかし、なぜここまでに福井県では恐竜が?」

それは、日本で発見された恐竜化石の約8割が福井県から出土しており、福井県は日本最大の恐竜化石発掘現場だからです。

福井県の歴史を紐解くと、恐竜文化がなぜ存在しているのかがわかります。


また経済も歴史を学ぶとよく理解できます。

2024年、日経平均株価が過去最高値をつけたことは記憶に新しいです。
また、過去2番目の下落幅も経験しました。

過去に大きく下落した出来事や原因は歴史が教えてくれます。

それを知っていたからこそ、私は対応できました。

歴史から学ぶ

とよく言われます。

その言葉には、歴史そのものを学ぶのではなく、歴史から自分の考え方・生き方を見つめ直し、よりよい人生を歩むという意味があると私は思っています。


②歴史は生き方を教えてくれる

歴史は生き方を教えてくれます。

織田信長を尊敬する人物に挙げる経営者は多いです。
信長のもつカリスマ性や卓越した政策能力から学ぶことがたくさんあるから。

孔子の『論語』、渋沢栄一の『論語と算盤』に触れる経営者も多いです。
経営者としてのあるべき姿が描かれているから。

歴史上の人物は知恵や考え方は、私たちの生き方にヒントを与えてくれます。

そして、いろいろな人の生き方に対して寛容的にもなります。


③歴史が世界の全て

私は旅行が好きです。

旅行では、地域の特産物を食べるのが、何よりも楽しみです。


特産物はその地域の歴史から生まれます。

地形や文化的背景、人々の価値観・・・。

それらには全て歴史があります。

その地域特有の歴史を知っていると、特産物を口にした時に、大きな感動と感謝が生まれます。

「こんなに美味しいものを生んでくれてありがとう」
「こんなに美味しいを作ってくれてありがとう」

生きていることを深く実感し、充実感を得られます。


映画やドラマの感動的なラストシーンも、これまでの物語の流れ、つまり歴史があってこそ。

歴史を深く知った人ほど、感動が大きいものです。

私たちの生活に欠かせないスマートフォンやコンピューター、電話や液晶画面、もっと言えば文字や音声もこれまでの人類の歴史の賜物(たまもの)。

全てに歴史があります。


昭和生まれの私は得をしている感がある

私は昭和の末期に生まれました。

昭和→平成→令和と生き、それぞれの時代に面白さがあったと思います。
特にファミコンからスマートフォンまでの進化の歴史は驚愕です。

生きてきた分だけ歴史ができます。
そして、その歴史はこれからの未来を生きる糧にもなります。

自分の歴史を振り返って楽しむのもよし。
歴史から未来を思い描くのもよし。

歴史は楽しく生きる糧になる!




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マー @webライター×二毛作ブロガー
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