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二次創作の話9
On the SOFA
FanMeetingのために書いたお話です。
前半を配布し、後日後半部分を含めてPixivにUPしました。
タイトルの通り、ソファえっちがメインイベントです。
いよいよ恋人になったWinとTeamですが、公にすることにTeamは抵抗があるようです。
何と言っても相手は学内でも指折りのモテ男。
リゾート経営者の息子で水泳部副部長、学年首席という頭脳明晰さの上、派手な外見のせいで学校の外でも有名人。
対して自分は何の取柄もなければ、裕福層でもない普通の男子。
波風立てず、平穏無事な学生生活を送りたければ、公にしないほうが良いに決まっております。
ところが、Teamだって実はモテない訳ではないのです。
DeanやWin、Phram、Alex・・・とにかくTeamの周囲は顔面偏差値の高すぎる有名人ばかりが集まっています。
それにTeamは水泳部のホープ。
既に自分が注目される側の人間になっている、という自覚がTeamにはありません。なさ過ぎます。
それを心配して気が気じゃないのがManowとPharm。
「とっとと公表して自分たちの心配事を減らして欲しい」というのが本音でしょう。Teamに近づく輩が現れでもしたら、Winの不機嫌の吹雪に晒されるのは自分たちなのですから。
・・・公表したって、新な心配の種になるのですけどね。
個人的には、最後のシーンがお気に入りです。
WinTeamが一緒に暮らすことになった新居には、本革のソファはきっと置かれていないはず。
「Hia、なんでこのソファだけ素材が違うの?」
「まぁ、ソファでは色々スルからさ・・・」
「ばっ・・・!ばか!すけべ!」
と、言いつついちゃいちゃし始める様子が目に浮かびますね。
そしてウィウは身に覚えがあるような、ないような冤罪で両親に少し叱られるかもしれません。
「え?ジュースこぼしたっけ?そうかも・・・ごめんなさい、ポー!次は気をつけます、メー!」
あの可愛いらしい顔で謝られたら、きっと両親もそれ以上叱れないでしょうね。
「Hia~、僕らが居ない間にP’Teamが来てたんじゃない?僕、新しいプラモデルが欲しいなっ!ソファのことは誰にも言わないから、ね、Hia Win!」
なんてこっそり裏取引してるかもしれません(笑)