私こう言うのめっちゃ好きやわ。ギャップがあっていいよね。

大好きで憧れの人の話は永遠と聞いていられる。そして聞くたびに好きな人の傾向がわかってくる。自分もその話に共感したい、したすぎる。そう思って今日もいろんな本を読み漁って、映画も見る。教養がどうこうより好きな人と好きを共有したいために色んなことを吸収していくのが一番楽しいと知る。ハリウッド俳優を好きになっていたら英語を真剣に学んでいたんだろうな。と。

ギャップが好き。

これ3回目くらいちゃうかな?と頭の中で確認する。


人生変える英断してるとこごめんね。

じゃんけんしてるとこすいません。

ぽい!それ稲穂っぽい!絶対稲穂!!

3回目だ。こういう言葉のギャップに引っかかり、好きだということを聞いたのが3回目。

英断とかかしこまってるくせにごめんなんかい。じゃんけんってそんなたいそうなことないのにすいませんなんかい。ぽい!って不明確そうに言っときながら絶対!って明確なんかい。憧れの人が言葉のギャップに弱い。嬉しそうにこのギャップ大好きやねん。と言っている。そんなところを見て私はいつもマスクの下でニヤニヤしている。

ギャップは隔たり。きっとそこには人を引き寄せる力なんかがあるんだろなって緩やかな山と山の間の谷を頭の中で想像して思う。



先輩!ありがとう。あ、間違えましたありがとうございます。!!

と後輩が言ってきた。これやん言葉のギャップ、ちょっと思ってたんとはちゃうけど。でもギャップに引っ掛かった。引き寄せられた。私も言葉のギャップが好き。言葉のギャップに弱くなりたい。

憧れの人に近づいたかもしれない。






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