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ずっとなりたかった駐在職員になって悲しくなった現実

こんにちは!Makoです。


モザンビークに来て約1週間がたちました。初めてのローカルマーケットや公共バス(シャパ)などにもようやく土日で挑戦できました。

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ポーク煮込み、ごはんサラダ付き(120MZN=240円)ただ私が食べたのは、ポーク抜きなのでご飯とサラダ(笑)でもビールと一緒に楽しみました!!


さて題名にもある悲しかったことについて、心のモヤモヤが残っているうちに少し書き留めておこうと思います。

まずここ一週間のスケジュールがかなり怒涛でした。

土日が約35時間の移動。ついてすぐにカントリーディレクターと先輩駐在員の方と食事。次の日が月曜日だったので、朝7時に朝ご飯を食べて8時から出勤、5時前に退勤。夜ご飯は先輩駐在の方の助けを借りて、コネクション作りのために毎晩会食。時差ぼけはひどくなかったものの木曜日には疲労困憊でした。力を振りしぼって金曜日は車で3時間ほどのコミュニティの署名式に参加して一週間終了。

つまり何が言いたいかというとせっかく新しい土地に来たにも関わらず、5日間ホテルとレストランとオフィスにしか行ってなかったのです。ホテルとオフィスの移動手段はカントリーディレクターの好意でプライベートカーでの送迎。昼食や夕食は約2000円ー3000円かかるようなポッシュなところに行き(ローカル食の10倍!)、毎晩冷房の効いたホテルに帰宅し…。レストランはホテル周辺だったので徒歩で向かっていましたが、夜ご飯を終える頃はあたりも暗くなり、なんとスーパーの一つも開拓できないまま1週間が終わってしまったのです。

家の契約もそろそろするのですが、私が大学時代にしていた一人暮らしの部屋の5倍はあるところで2ベッドルームに2シャワー…、洗濯機付き…イギリスの共用キッチンサイズの大きなキッチン。安全面を考慮するとどうしても整った物件になってしまうことも頭ではわかっているし発展していることに悲しくなるなんてなんて傲慢なんだとわかっているのですが。

でも正直にゆうと、私にとってこれらはかなり悲しい気持ちになる出来事で、私は本当に駐在員として働きに来たんだと自覚せざるを得ない瞬間でした(いや来る前からしっかり自覚しとけ)

もちろん今後土日の休みを使ってたくさん地元の人がいくようなところも開拓していきたいなあと思いつつ、

そうか、私は朝から晩まで働きに来たんだ。ローカルに溶け込んだり、近所のおばちゃんの家におじゃましたり、そのへんの子どもとおにごっこしたり、汗だくになりながら手洗濯したり、泥んこになりながら野菜を買いに行ったり、そのへんのおじちゃんと昼間っからビールを飲むことはないのか。

なんだかさみしいような切ない気持ちになってしまったのでした。


もちろん働きに来たのだから、プロジェクトのスーパーバイザーとしてきたのだから、常に自分の最大のパフォーマンスを発揮できるように、生活面の基準をあげる必要性があることも、むやみやたらに動きまわっておなか壊したり怪我したり軽犯罪に巻き込まれたり疲労困憊してはいけないことも重々承知しています。

頭ではわかってたけど、こっちに来て、目の当たりにしたというか、協力隊の暮らしがいかに特別なものかを学びました。朝から晩までブンナベット座ってた日々…(いや活動しろ)

さぼりたいとか仕事がしたくないわけではなくて、モザンビーク人の暮らしを体験しながら、現地と融合しながら働きたかったのですよねきっと。外国人という枠に入れられるのがどうしても悲しくて。んー。なんだか少ししょぼんとなった最初の1週間だったのですが、ここからもっと現地に溶け込んだ駐在員になるためにいろいろ開拓していきたいと思います。(潔く駐在員になりきらない諦めの悪さが私の特徴です)

このまま駐在員になって日本と同じ基準で生活して(むしろそれ以上)快適に過ごすことは簡単ですが、どうしてもそっちに流れてしまいたくなくてこの気持ちをノートに綴っています。

モザンビークに来る時の飛行機で書いた抱負はこちらから!

さてさて、新しい月曜日が始まります。初めの一週間はこんな気持ちを抱えていたMakoがどんな駐在員になっていくのか乞うご期待!!



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