L・O・V・愛・マイ・ハート
40年前の今日、トシちゃんと慎吾ちゃんは新曲をリリースしました。
『 エル・オー・ヴィ・愛・N・G 』 映画の主題歌だったんですよね。相手役が多岐川裕美さんだったり網走でロケしたりと奮闘していたようですが、私の周りでは映画を観に行く習慣や文化がなかったので内容も評判も全然知らないのです。
地元市内の映画館で上映されていたことは覚えています。というのも当時、生徒が観に行っていい映画は学校で指定されていて、その中にこの映画があって。それで、先生が映画のタイトルを読み上げる時「なんて読むのかな。ラヴィング」と言ったのがなぜか印象的で、いまだに記憶に残っています。でも誰も観に行ったりはしなかったけど。お金がかかるから。
一方、歌番組は皆、テレビに張り付くように観ていました。曲はなかなかオシャレに仕上がっています。バックコーラスの女性の声に存在感がありますね。タキシード姿で歌うトシちゃんからは王子様感が溢れています。
☆彡
偶然にも同日に慎吾ちゃんも新曲を出しました。といっても、トシちゃんと違ってリリースのサイクルがゆったりだから、慎吾ちゃんの5月発売の前曲と新曲の間に、トシちゃんはもう1曲夏に出しています。慎吾ちゃんの歌手活動は番組企画の位置づけだったので、新曲発売が不定期でした。
『泣いちっちマイハート』の「泣いちっち」は昭和の大ヒット曲『僕は泣いちっち』と何か関係あるのかな。慎吾ちゃんが生まれてさえいないころの曲だけど。それはさておき、デビュー曲に続く第二弾として他にも候補の曲があったそうです。全然タイプの違う曲だったそうで、レコード会社も番組側もかなり迷ったあげく、結局前の曲と同じ路線でこの曲に決まりました。
けなげに好きな娘を思う歌詞で、母性本能くすぐり戦法ですね。「遊び友達だってかまわないさ、またキミと会えたから ♪」って、そんなに媚びてよいのか?ってくらい。ちなみに、リアル慎吾ちゃんは女の子に対して真逆のスタンスだったようです。「オレについてこい」みたいなタイプ。
それにつけても、この曲のジャケットの顔が可愛いのなんの。昔の学園モノ少女漫画に出てくる初恋相手の男の子みたいな顔。この写真目がぱっちりなんだけど、これは加工かもと思っております。二重瞼の線が滲んでいるし。まぁこのころは聖子ちゃんといいキョンキョンといい、ある日突然二重になって垢抜けていたから、男の子でもそういうことがあったでしょうね。