マッチの婚外恋愛 キョンキョンの事故
前回、マッチが最近お騒がせと書きました。この件の報道に関し、いく人かの芸能人が「所属事務所の規模によって不祥事関連の報道の扱いが違うのはおかしい」と提言しています。報道局等マスコミの忖度で、大手事務所は不都合な案件についての報道を回避できるというのです。
ダウンタウンの松本人志さんが「いまだに事務所の力関係とか、事務所が大きい事務所のちょっと、なんかスキャンダルは扱えなかったりすることが、やっぱりあるんですね。」「長い歴史の中で大手事務所がスルーしましょというのが、各局染みついちゃってて」と言い、ロンドンブーツの田村淳さんが「大きな事務所と小さな事務所で報道のタイミングが違う、この差に不公平感を感じて」と発言しました。
松本さんはこういった問題について既に数年前から発言していたようですね。事務所名は伏せていましたが。
爆笑問題の太田光さんはラジオで事務所実名で言ってましたね。
そういえば、ここでも以前書きましたが、少年隊の全米デビュー断念の件も当時誰も追及しなかったみたいです。いわゆる '不祥事' ではないけど、もしかしてあれもジャニーズタブーだったのかもしれません。触れて欲しくなさそうだから、誰も口火を切らない腫れ物案件だったのかも。あれほど世界進出の意気込みを方々で語り、準備で何度も渡米した大きな活動だったのに。
スルーされてうやむやになった事の背景には、たいてい「不都合な真実」があるものです。
スルーされた件といえば、2005年の小泉今日子さんの「当て逃げ」交通事故がありました。朝の6時台に友人宅からの帰宅途中、停車中のバイクに当て転倒破損させたが現場から走り去ったと。
しかし、報道が極めて少なくテレビでは取り上げられることもなかったそうです。公での謝罪もなければ活動自粛もありませんでした。イメージが大切なCMにも出続けました。彼女は当時、上記の大手事務所にいました。
時間帯や本人談などから、十中八九「飲酒運転」だったんだろうな、と思っています。かの有名な福岡の3児死亡追突事故が2006年だから、まだ飲酒運転への意識がユルい時期。本人も、2014年「笑っていいとも」や2016年「徹子の部屋」に出演したときなどに、夜通し飲む酒豪ぶりを自慢げに語っていました。
朝まで飲むエピソードを方々であれだけ語って、事故の日に限って飲んでいませんでしたというのは考えにくいです。もちろん真相は分かりませんが、「逃げ」をした限り第三者にそう思われるのは避けられません。思われたくなかったら逃げなければいいわけで。バイクとの接触はたとえ無人停車中でも相当な音が発生するから「気がつきませんでした」というのは無理があります。世の当て逃げ犯、ひき逃げ犯は、たいていそのように言います。 もしケガ人がいたとしたら。それで奪われる命があるかもしれないのに。それだけ「逃げ」はかなりの問題。とっさの時に人間性が出てしまう。とはいえ、人の本質とはこのようなものなのかもしれません。…私も含め。
バレなきゃ いいや
似たような事故を、数年前ある吉本芸人が起こしました。大きく報道され、本人も謝罪をし、活動を自粛することになりました。近年ある元アイドルが飲酒運転の上ひき逃げをした件では、当然芸能界引退となりました。最近の若手俳優のひき逃げ事件も大々的に報道され、厳しい未来が待っています。
だけど、彼女が居た事務所だと多少の不祥事では守ってもらえるようです。キョンキョンの場合、結局は逃げ得となりました。
このたびの松本さんや田村さんたちの提言により、こういう実態が明るみになって多くの人々に知られることで是正される時代が来ればいいですね。芸能のことなんて本来どうでもいいけど、何かを報道するのであれば、事務所の規模に左右されず同程度のことを同じ扱いで視聴者に伝えるべきだから。このままだと大手所属の人が逃げ勝ちになる一方。
あ、マッチの件、内容そのものについてはたいして興味はないです。