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マッチの婚外恋愛 キョンキョンの事故

「自分だったらマスコミを封じ込むことができる、という驕りが彼の中にあったんだと思います。ジャニーズ事務所の中にも、こういうスキャンダルに関して闇から闇へなんとかできるのではないか、という勘違いがあったというような気もします。」 井上公造 
「近藤真彦 25歳年下の会社社長女性と不倫報道について話します」   井上公造チャンネル  YOUTUBE 2020年11月17日

前回、マッチが最近お騒がせと書きました。この件の報道に関し、いく人かの芸能人が「所属事務所の規模によって不祥事関連の報道の扱いが違うのはおかしい」と提言しています。報道局等マスコミの忖度で、大手事務所は不都合な案件についての報道を回避できるというのです。

ダウンタウンの松本人志さんが「いまだに事務所の力関係とか、事務所が大きい事務所のちょっと、なんかスキャンダルは扱えなかったりすることが、やっぱりあるんですね。」「長い歴史の中で大手事務所がスルーしましょというのが、各局染みついちゃってて」と言い、ロンドンブーツの田村淳さんが「大きな事務所と小さな事務所で報道のタイミングが違う、この差に不公平感を感じて」と発言しました。

松本さんはこういった問題について既に数年前から発言していたようですね。事務所名は伏せていましたが。

「なぜあそこは扱わないの?っていったら、たいていの場合やっぱり、その事務所が大きかったり、いろんな問題が出てくるんですよ。でも、そこをしっかりと扱えるようになればいいと思うんですね」

爆笑問題の太田光さんはラジオで事務所実名で言ってましたね。

「事務所の圧力がどうのこうのってあるよ!」「言えないことは言えないんだよ、こっちだって。ジャニーズのこととか、バーニングのこととかさ…」

そういえば、ここでも以前書きましたが、少年隊の全米デビュー断念の件も当時誰も追及しなかったみたいです。いわゆる '不祥事' ではないけど、もしかしてあれもジャニーズタブーだったのかもしれません。触れて欲しくなさそうだから、誰も口火を切らない腫れ物案件だったのかも。あれほど世界進出の意気込みを方々で語り、準備で何度も渡米した大きな活動だったのに。

スルーされてうやむやになった事の背景には、たいてい「不都合な真実」があるものです。

スルーされた件といえば、2005年の小泉今日子さんの「当て逃げ」交通事故がありました。朝の6時台に友人宅からの帰宅途中、停車中のバイクに当て転倒破損させたが現場から走り去ったと。

しかし、報道が極めて少なくテレビでは取り上げられることもなかったそうです。公での謝罪もなければ活動自粛もありませんでした。イメージが大切なCMにも出続けました。彼女は当時、上記の大手事務所にいました。

時間帯や本人談などから、十中八九「飲酒運転」だったんだろうな、と思っています。かの有名な福岡の3児死亡追突事故が2006年だから、まだ飲酒運転への意識がユルい時期。本人も、2014年「笑っていいとも」や2016年「徹子の部屋」に出演したときなどに、夜通し飲む酒豪ぶりを自慢げに語っていました。

「夕方の6時から飲んで家に帰ったのが次の日の夕方の4時」「22時間(続けて飲んだ記録がタモリの17時間に勝って)、やったぁ!」「舞台の打ち上げなどで楽しくなっちゃって、朝まで飲んじゃったりすることがあります。耐久力があるかも」「道でしゃがんで仮眠をとった」「家の鍵を開けているときに床が見えて、この床冷たくて気持ちよさそうって思ったら記憶がなくなって。ちょっとしてから隣のお姉さんに起こされた」

朝まで飲むエピソードを方々であれだけ語って、事故の日に限って飲んでいませんでしたというのは考えにくいです。もちろん真相は分かりませんが、「逃げ」をした限り第三者にそう思われるのは避けられません。思われたくなかったら逃げなければいいわけで。バイクとの接触はたとえ無人停車中でも相当な音が発生するから「気がつきませんでした」というのは無理があります。世の当て逃げ犯、ひき逃げ犯は、たいていそのように言います。 もしケガ人がいたとしたら。それで奪われる命があるかもしれないのに。それだけ「逃げ」はかなりの問題。とっさの時に人間性が出てしまう。とはいえ、人の本質とはこのようなものなのかもしれません。…私も含め。

バレなきゃ いいや

似たような事故を、数年前ある吉本芸人が起こしました。大きく報道され、本人も謝罪をし、活動を自粛することになりました。近年ある元アイドルが飲酒運転の上ひき逃げをした件では、当然芸能界引退となりました。最近の若手俳優のひき逃げ事件も大々的に報道され、厳しい未来が待っています。

「人の下に入って生きていたいです、人に守られたいです」    ウエンツ瑛士 
「ひろゆき×ウエンツ瑛士」 ウエンティービー 2022年2月1日 [追記]

だけど、彼女が居た事務所だと多少の不祥事では守ってもらえるようです。キョンキョンの場合、結局は逃げ得となりました。

このたびの松本さんや田村さんたちの提言により、こういう実態が明るみになって多くの人々に知られることで是正される時代が来ればいいですね。芸能のことなんて本来どうでもいいけど、何かを報道するのであれば、事務所の規模に左右されず同程度のことを同じ扱いで視聴者に伝えるべきだから。このままだと大手所属の人が逃げ勝ちになる一方。

あ、マッチの件、内容そのものについてはたいして興味はないです。

「こういうスキャンダルをマスコミはどう扱うのか。扱う以上は公平に扱う。タレントの大きさや事務所の大きさで許されることではないということは、自分の反省も含めて、強く感じています。また、事務所側の対応もガラス張りにすることが求められる時代になったと。今回のマッチの件はいろんな意味で自分たちの在り方、業界の在り方を変えなければならないということを痛感させられた出来事でした。」
井上公造  「近藤真彦 25歳年下の会社社長女性と不倫報道について話します」   井上公造チャンネル  YOUTUBE 2020年11月17日