風の中に旗をぶっ立ててみたい 独立するということ
今、芸能界がかつてないほど揺れています。今までの構造が覆されるほどの勢いで。
トシちゃんの独立については過去に何度か書いてきました。巣から独り飛び立とうと決めた若き日の彼を、今改めて清々しく見つめることができます。
与えられた環境の中で仕事をこなしているときにふと、そこから脱し自分を一段高めたい、そう思う日が人には必ず訪れます。そのとき決断できるか。一歩踏み出せるか。
大人の男になるには決断しなければならない、それがトシちゃんの考えでした。
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慎吾ちゃんはトシちゃんの5年も前に独り立ちしていました。
子どものころから独りで考え、独りで行動していた慎吾ちゃん。お膳立てされるよりも、何でも自分でやりたがった。それは芸能活動や作品づくりだけではなく、人として日常の生活を送るにあたっても。
芸能人である前に先ず人として、自ら経験して社会を知りたい。仕事も人生も自分で決めたい。人任せにしたくない。そのためには外に出るしかありませんでした。
今とは比べものにならないくらい困難な道。だけど、慎吾ちゃんが考える人生の価値は、自分の足で歩くということ。それがどんなに険しい道だとしても、自分を偽ることはできない。
慎吾ちゃんの足元にはいつも、自立という知性の風が爽やかに吹いていました。