トシちゃんは出来たけど、ニッキは
以前、妄想ストーリーで「もしニッキがソロだったら、もっと早くジャニーズを辞めていたと思う」と書きましたが、それはあながち外れてなかっただろうと改めて思っています。というのも、それを裏付けるようなコメントに出くわしたので。トシちゃんの独立直後のニッキの発言で1994年の秋、夜のヒットスタジオの特番にて。冗談の中にもホンネが見え隠れ。
ニッキは才能のかたまりで、作り手志向でやってみたいことがいろいろあっただろうから、自立したいという想いがあったと察します。でもグループの一員だから、なかなか思うようにはいかなかったのでしょう。
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昨年末にネット上で公開されたトシちゃんのインタビュー記事を読みました。独立やそれに伴う不遇の時代についても赤裸々に語られていました。
「田原俊彦 還暦直前インタビュー」 Bunshun Online 2020/12/13
彼は幼いころに父を亡くし、家族を支えてきたから元々自立心を持っていたのだと思います。事務所内で最年長だからといつまでも後輩たちから持ち上げられ続けるわけにはいかないと思ったのでしょう。
30年前は今より皆、早くに成熟した感覚を持っていたと思います。25歳を過ぎたらいい大人。実力派にならないと芸能界での先が見えない。アイドル事務所のジャニーズにいつまでも居続けるわけにはいかないと。
独立後に直面した芸能界での生きづらさについても語っています。
でも、後悔はなかったようです。
「 歌って踊ったら誰にも負けない自信もあったからさ 」