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ブレイクダンスダイナマイト 着火!

40年前の今日は、日本の若者文化を決定的に変えた日です。

『涙のtake a chance』 作詞  荒木とよひさ 作曲  福島邦子

For Life  1984

テレビでは自身のレギュラー番組などで既に何度かこの新曲を披露していたようですが、正式な楽曲リリース日としてこの日が記念日だと言えるでしょう。この日から現在に至るまでの、壮大な物語が始まりました。

「ねぇねぇ聴いてくれた? ボクの新曲『涙のtake a chace』。‘週刊欽曜日’
の中でも何度か歌って、とっても手ごたえアリなんだ! なんせこの曲、ブレイクダンスに合わせて作ったものだから、見て聴いて一緒に踊って楽しめる、というワケなんだよ!」
   風見慎吾   kindaieiga  1984年末発売号

40年前の今日オンエアされたと思われるテイク TBS 1984

このシリーズでは、この曲に対する慎吾ちゃんの願いや思い入れを、70回以上に渡り綴ってきました。

改めて、この曲に託した彼の思いに、40年の時を経て、心を寄せたいと思います。

そして、あの時まだ幼かった私の心に、そして日本中の多くの若者に、それまで出会ったことのないような衝撃を与えてくれたことに感謝したいと思います。

☆彡

当時、日本は光に満ちていました。昨日よりは今日、今日よりは明日、日々増していく光で未来は輝いていました。それは、いつの間にか失われてしまったもののように思います。

これから先の40年に向けて、また、もう一度、その時の輝きを踊り継いでいきませんか。私は踊れないけど、彼の想いを運べる次世代の人たちに託して。

「自分があの当時ブレイクダンスをやって、それが本当に正しかったのかどうか、分からなかった。その後ずいぶん時間が流れて、あの時見てくれた子が大きくなって、また次の世代に夢を繋いでいる。」
風見しんご  TOKYO SPEAKEASY 対談  TOKYO FM 2022年12月9日

慎吾ちゃんの想いがこれから先もこの日本に輝きをもたらし続けることを願いながら、今日という特別な日を過ごしています。