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#25 原発はない方が良いが、不安定な自然エネルギーよりはマシ

今日は面白い記事を見つけたので、それについて。

「自然エネルギーは経済的」はウソ!?

記事の内容を要約すると、こんな感じ。

  • 脱原発、脱炭素をまい進するドイツは、電力不足によって、EU各国の電力をがぶ飲み。

  • 電力需要が高まれば、当然、電気料金は上がる。

  • おかげで、各国は高い経済負担を負い、ドイツはEUで孤立することになった。

  • 太陽光や風は確かにゼロ円かもしれないけど、ソーラー事業者等はぼろ儲け。結局、省エネ賦課金は国民が払う。

電力はいっぱい発電したらNG

電力は需要を見込んだ安定的な発電が大切。
少なすぎても、多すぎてもダメ。

少ないとブラックアウト(全地域が停電)になります。
多いと無駄になります。

難しいんですね。

では、太陽光(ソーラー)発電はどうでしょう。
晴れた日中は勢いよく発電しますね。
でも、夜や悪天候の日はあまり発電しません。
(夜は電力需要も下がりますが)

この「発電できなかった時」は代わりに発電しないと
ブラックアウトしますね。
代わりに何で発電すれば良いのでしょう?

発電量を調整ができる火力発電(又は原子力発電)です。
これをバックアップ電源と呼ぶらしい。

※ 住宅の上にソーラー載せて、自分宅で使用するのは問題なし。
  蓄電池とか付けて、電力需要を平準化してくれるGoodな取り組み。

自然を制御することは難しい

つまり、太陽光(ソーラー)発電の発電量が増えれば増える程、
火力発電所や原子力発電所をいっぱい建てないといけないんですね。

自然エネルギーを推進すればするほど、
脱炭素、脱原発から遠ざかっていく。
なんとも皮肉な結果ですね。

まぁ、自然エネルギーの中でも水力や地熱など、
比較的調整可能かなぁ…ってものもありますが、
設備投資がね。

省エネ賦課金って電力使用税ですよね。

おまけに、腹立たしいのは、
省エネ賦課金なんて名目で国民から徴収しているお金が
太陽光(ソーラー)事業者の不労所得になっていること。

そんな打ち出の小槌みたいな制度は何なのよ!
大陸資本の企業ばっか多いし!

デフレで苦しむ国民から金巻き上げて、
外国に献上している今の政府ってどうよ。

最後に

国家転覆を狙っている訳ではない。
けど、このまま進んでいったら、
ドイツの二の舞になることは必定。

早く核融合発電ができないかなぁ。