43:焼くってさ
平日ロンリーナイトを自室で過ごしているときに、TBSで「リンカーン」というダウンタウンが司会のTV番組で巨大ペヤングを作ったことを思い出した。
演者総出で商品から麺やソースを取り分けし、ペヤングを模した巨大な容器に入れていく。
湯ぎりを再現するためにクレーン車で持ち上げるが、麺が溢れてしまうなどのハプニングを乗り越えて、ペヤングが好物の誕生日の浜ちゃんを祝うという企画だ。
子供ながらに面白かったのだが、当時抱いた疑問が再熱した。
「焼きそばって調理方法が料理名に入ってるけど、だいたいの料理って、焼くだろ!!」
と。
インスタントに関しては焼いてないというのは、百回こすられたネタだし、その商品形態である以上は仕方がない。
しかし、わざわざ「焼き」を表記することかと思っている。
当時はソバを焼くことが少なかった、というかソバを焼くものって浮かばないが、個人的にはソースそばの方が魅力的だ。
焼きそばは、ホントに焼かれただけで提供する可能性があるが、ソースソバは味付けは確定している。
これは、大きいことなんです。
名前で味付けが分かるので、後は何を具材として入れたかを追加明記すればよい。
名前から味を想起していただき、皆さんに楽しい食事をお届けする、そんな時代になってほしい。
たぬきそば と きつねそば
は、、、、、
名前が可愛いからセーフ、とする。