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感性が刺激される音楽にのめり込む

週に何度か、車内で一人音楽を楽しむ
・・・と言いながら、娘の送迎で待機している間の過ごし方なのですが
こんな時間も、結構自分の中ではお気に入りだったりするわけです。

夜の車内で一人音楽を楽しむ、という状況を想像した時に、
大人な雰囲気のJazzやFusionなどを想像することもあるかもしれませんが、
別にそうと決まったわけではないのです。

音楽に含まれる、音のひとつひとつを聴くのが、結構好きだったりします。
音が詰まっている中で音のひとつ一つを聞き分けたり、
広い空間に漂っている音の雰囲気を味わったり、
感性が揺さぶられる凄まじい音の迫力を味わったり。

例えば、こんなのとか。

Dream Theater の名盤「images and words」より
Metropolis, Pt. 1: The Miracle and the Sleeper

発表されたのが1992年ですから、かれこれ32年前。
ちなみにこのバンドは、1989年にメジャーデビュー。

かなり独特な世界観が感じられるため、
人によっては受け入れられる人と、そうでない人とに分かれるかもしれませんが、
何かこう、いろんなものを超越してしまった感じがします。

不思議な雰囲気の中、
悩み、不安、葛藤、静寂など、ひたすらに緊張感を感じ続けながら、
気がつけばあっという間に曲の後半では混沌の渦に引き込まれそうになりながらも、
最後の最後には、一筋の光が差し込んでくる、という心象風景が見えそう。
しかも、聴くたびにいろんな発見があります。
聴く年代によっても、その捉えが方が変わったり、捉え直すことがあったり。

マガジンの写真にもあるように、やもりは中学よりドラムをはじめ、今に至りますが、
大学時代にこの曲を演奏しようとした時の感じ方と、
もう少しだけ歳を重ねてからこの曲を演奏しようとした時の感じかも、全然違ったりします。
大学生の頃なんかは、若さの勢いでなんとかしようとしていた感じがありましたが、
今は、音の一つひとつを意味、なぜここにこのフレーズなのかとかを考えるようになっているな、と思います。
歳を少しだけ重ねたからこその、感覚なんでしょうかね。

とか言いながら、最近はドラムを触る機会も減ってしまいましたが、
こればかりは、どれだけ歳取ってもやめたくないな、と。

1990年代前半に、こんな曲を作っていたのかと思うと、
世の中にはすごい人がいるもんだと感じずにはいられません。
中1ぐらいの時にこの曲に出会ってからというものの、
今日の今日まで聴き続けてきた、思い入れのある曲です。

ちなみにバンドの詳細についてはこちら。

新たな新境地に目覚めたい人に、おすすめです。

名曲は、何年経っても名曲なんだな、と思う今日この頃。
年代とかジャンルとか、関係ないんでしょうね。
その人の感性を刺激してくれる曲こそ、その人にとっての名曲。
人の感性って、大切なんだなぁと、つくづく思い知らされます。

さて次は何を書いてみようか・・・

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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