3年ぶりの海外旅行
2019年2月。
台湾に旅行に行ってからその年の12月。
コロナウイルスのパンデミック。
昔バックパカーをしていた夫と出会ってから一緒に行くようになった海外旅行も行けず。
2022年11月、3年ぶりの海外旅行はベトナムのホーチミン。
これはただの旅行記である。
初めてのベトナム。
と言っても行ったことのある国が少ないのでほぼ初めて。
空港を出てまず初めに思ったことは、東京渋谷の人が全員バイクに乗っているような交通事情。
そこらじゅうで響き渡るクラクションは日本人のわたしをドキドキさせた。
乗せてもらったタクシーの脇をスレスレですり抜けていく彼ら。
それに負けじと車もバイクに当たる当たらないかの車間距離。
日本だと確実に煽り運転だ。
ホテルは3泊1000円と、なんとも怪しいホテル。
地元の現場作業員もドミトリーに寝ている様子。
大通りの沿いの小さな路地に入って一番奥。
道端にある食堂での食事はほぼ当たり。
美味しい。
横で飲んでた陽気なおじさんも明るくて楽しそう。
夜も賑やかなベトナム。
夜の公園でダンスをする若者。
夜中に街の掃除をする清掃員。
勤務中にスケボーする警備員。
なんだか少し元気をもらえるような街だ。
2日目。
旅行中天気は毎日晴れ。毎日スコール。
夜と違って雰囲気の違う街並み。
バスに乗ってちょっと遠く、クチトンネルへ。
バスを乗り換え、着いたのは田舎町。
外国の人と一緒に回るツアー。
歴史に得意じゃない私でもベトナム戦争時代を考えさせられる。
戦争時に生きたベトナム人の知恵と忍耐。
現代社会にもまだなくならない戦争はいつか終わりを迎えるのだろうか。
そして毎日通ったサイゴンスクエア。
コピー品が並ぶ市場。
みんな日本語でかなしかけてくる。
店を出ようとすると金額が一気に下がるのもあるあるなのだろう。
3日目。
夫がずっと行きたがっていたスイティエン公園。
ベトナムの遊園地。テーマパーク？
タクシーで高速道路を30分ほど。
チケットを買っていると地元の小学生が。
日本でいう校外学習だろう。
遊園地内はなにもかもがでかい。
装飾が鮮やかで少し派手なのもベトナムらしい。
ミニミニジュエットコースターに乗ったり、
ワニに餌あげたり、見たり歩いたり休んだり。
一番の目的のプールの工事中で今回は入れず。
次回に持ち越し。
ベトナムの女の子はみんなおしゃれで可愛いし、活気ある街に元気をもらう。
コロナで自粛自粛の3年間。
海外ではマスクをしている人も少なく日常に戻りつつある。
澱んだ心が少し明るくなれた旅行だった。
また行きたい。
何度でも行きたい、そんな国。
もっともっとたくさんの文化に触れてみたいし見てみたい。
とても良い旅だった。
