見出し画像

around大阪国際女子マラソン採血結果2025~ver1~

〜栄養や筋肉疲労などから解った自分の血液の傾向と今後のマラソン対策〜

表1 栄養状態(たんぱく質)を表します
表2 筋肉の疲労状態を表します

【レース前】

レース前のたんぱく質の状態は鍛錬期が6.8~7.1だったのに対し、7.4と上昇が見られて良い状態でレースが迎えられたといえますね。(通常の理想は7.5以上)
筋肉の疲労状態も、97ととても低い値でした。2週間前にハーフレースで全力で走り2分半ほどのPBを出し、その後のテーパリングがうまくできていたことを表していると思います。(通常最近の私の場合、数日ジョギングのみでは100以下、スピード練習後などで300~400ほど)

【レース後】

たんぱく質はレース後すぐから低下し、3日後でも上がってきませんでした。レース後数日、私の場合は食欲があまり出ないため体力の回復も遅れてしまうように思います。
筋疲労に関しては24時間後まで上昇、その後は日ごとに半減していきました。血液データ上では疲労は抜けていきますが、実際の筋肉痛は少し遅れてくるので、疲労感は実際にはもっと長く続いている印象です。

レース前後の採血!ココが面白い

毎回レース毎に測っていて面白いのは、このCK(筋疲労)の値です。前回2024年の大阪国際女子マラソンでは最大7258。
今回よりも明らかに高い値でした。
昨年は、筋トレを今回よりももっと多く行っていました。今シーズンは筋トレマシーンで筋肉を増やすのではなく、ウエイトやチューブトレなども使って補強などで体幹を鍛えたり、ランニングに必要な動きを取り入れたトレーニングを中心に行いました。
このCKは筋肉量とも比例するので、筋肉量自体は昨年よりも少なかったことが考えられますので、値が昨年みたいに上がらなかったのは失速だけが原因ではないように思います。
ただ、6年前が300だったのに対し桁が1つ増えているほどで、体重は5kgほど減っているのに筋肉量は増えているということがわかって、嬉しい成長ですね。

株式会社 L 山中庸子
お問い合わせ:info@ncs-l.com

いいなと思ったら応援しよう!