耳付け、裁ち目付けの応用編!
投げ銭スタイルなので、最後まで読めます。
参考になると嬉しいです。
前回、耳付け、裁ち目付けのお話をしました。
この、耳付けや裁ち目付けがどういう時に役立つかといえば
左右で色柄の違い反物…例えば赤と黒…の柄合わせを和裁技能士さんに伝える時に
衽は赤い方で裁ち目付けにして
掛襟は黒い方で耳付けにしてください。
というふうに、和裁技能士さんに柄合わせの指定をするときに便利なのです。
上記のように
衽は赤い方で裁ち目付けにして
掛襟は黒い方で耳付けにしてください。
と伝えた場合の、反物に裁ち方は
↓こうなります。
柄合わせは、前身頃によりけりですが
このどちらかになります。
例えば
衽は黒い方で耳付けにして
掛襟は赤い方で裁ち目付けにしてください。
と伝えた場合の、反物に裁ち方は
↓こうなります。
柄合わせは、前身頃によりけりですが
このどちらかになります。
どうですか?
暗号みたいで、なかなか面白いでしょう。
反物の裁ち方と、耳付け、裁ち目付けという言葉を覚えることで
着物ツウが一段階上がった感じがしませんか。
着物の沼にハマってしまった乙女の皆さん♡
和裁の沼とまでは言わないですが
着物がどういう布の組み合わせで作られているか
少しずつ、知っていっていただけると嬉しいです!
上記以外の組み合わせ、
折を見て↓に紹介していきますね。
追記
上記も含めて、以下のような柄合わせができます。
これに、後身頃や袖の柄合わせを含めると何十通りの柄合わせになります。
反物で見ると1本の反物なのに
着る人の好みによって違う着物になるのですから面白いですよね!
左右で柄の違う反物にであったら
自分なら、どんな柄合わせで着たいか
柄合わせについてもぜひ考えてみてください。
投げ銭スタイルにしてみました。
参考になると嬉しいです!
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