『スワップアウト』とかいう化け物ソング
約3分の曲なんですけど、初めて聴いたとき衝撃を受けました。
『カリギュラ2』というゲームの中で流れる音楽なのですが、とんでもない化け物ソングなんですよ。(ゲームは未履修、すいません)
何がすごいって、音楽のセオリーを辿りながら破茶滅茶にレールから外れてるんです。
音楽って普通、イントロ〜Aメロ〜Bメロ〜
サビ〜イントロ〜2Aメロ〜2Bメロ〜2サビ〜間奏〜Cメロor落ちサビ〜ラスサビ〜アウトロで構築されてるじゃないですか。
でも、敢えて壊してる曲もありますよね。
それがこの『スワップアウト』なんです。
構成としては、
イントロ4小節〜Aメロ8小節〜Bメロ8小節〜サビ12小節〜イントロ4小節〜2Aメロ8小節〜2Bメロ8小節〜2サビ12小節〜間奏(?)2拍〜ラスサビ16小節〜終
です。
まじで、無駄なもの全て削いでる。
9割が歌。アウトロも無い。
一瞬で終わるんですよ、この曲。
3分間に全てを詰め込んでる。
恐ろしい、と思いました。
こんな曲あるのか、と。
天才すぎる……。
カリギュラ2履修してないので、ストーリーとかキャラのことはわからないんですけど、もしかすると洗練されたこの楽曲とリンクしてるのかもしれません。
あと、香里さんの歌唱力も異常。(周知の事実)
最後のフレーズ、
『特別だって思ってるよ』
ここの歌い方を聴いてほしい。本当に。
声で表現するプロの力を見せてもらえる。
あなたの人生の3分間、スワップアウトに託してみてほしい。
それほどまでに、自信を持って薦められる楽曲です。
Switch売っちゃったから買い直さないとな……。