本の自炊 裁断機導入のススメ
導入を迷っている人へ
本の自炊にチャレンジしていて、大型の裁断機の導入を悩んでいる人。
ぜひ導入しましょう。世界が変わります。
カッターで切ってる人は、当然自炊の全工程の中で本の解体にいちばん時間がかかっていると思います。しかも上手に行くことも稀じゃないのかな。
でも解体がうまくいかないと、次のスキャンの工程で紙が詰まったり重送が起きたりします。紙詰まりのときのイラだちといったら!
そして、そんなことがたびたび起こると「こんなに苦労したのに!」となって、このあと何十冊、何百冊、果ては何千冊と自炊をする気になど絶対にならないと思います。
新品でもいいけど中古が狙い目……?
裁断機、新品で買えればそりゃ文句なしですが、まぁその金額が金額だから導入を迷ってるんですもんね。
でも中古ならけっこう安いものが狙えます。ヤフオクやメルカリなどでもたまに出品があります。
「裁断機200DXメンテナンスと本の自炊メモ」にも書きましたが、Durodexの200DXや180DXなら正規メンテナンスで刃の研磨とオーバーホールができるので、これらを中古で買ってメンテナンスで新品同様にすることができる……のかな? 中古購入機のオーバーホールが正規サービスでやってもらえるのかどうかについては、あらためて確認しないといけないかも。
レンタルもあるけどもったいない
裁断機をレンタルしているサービスもあるみたいですね。でも1回のレンタル料が数千円だと、10回ちょいぐらいで本体が新品で買えちゃう。中古なら数回のレンタル料で買えちゃうものもあるかも。
1回だけでもレンタルしてみると、その便利さに絶対にビックリすると思うので、それでもう一度借りたくなったら、そこで購入を決断するのがいいのかな。
圧倒的時間短縮
とにかく200DXのなにがすごいって、本を一撃で裁断できちゃうことですよ。YouTubeにもいろいろな動画が上がっているので、そのへんを見ればよくわかると思うんですけど。
サクッと切れる、キレイに切れる、などいろいろすごいんですけど、いちばんすごいのはその「ペース」ですよ。1冊1冊がどうのじゃなくて、5冊裁断するのに2分くらい、10冊裁断するのに5分と掛からない、というこのペース。カッターで1冊ずつバラしているのとは次元が違います。しかもその裁断面が完璧に揃っていてスキャナに読み込ませるのになんの苦労もないとか。
ほんの数冊だけを実験的にやるのならともかく、将来にわたってたくさんの本をバラして自炊したいと少しでも考えているのなら、迷っているなら速導入をオススメします。
やっぱりDurodexの200DXか180DX
どうせ買うならこのどちらかですね。
しまっておくときにハンドルが畳めないPLUSのPK-513LNは、「使うとき以外」を考えるとやっぱりつらいかなあ。
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