経済コラムニスト『M』

普段は都内企業に勤務しているアラフォー自称・経済コラムニスト『M』のnote。 読んで「ちょっと良かった」と思える記事を配信しています。なお、記事の内容は所属もしくは取引している組織・団体に関わるものではなく、あくまで個人の意見です。

経済コラムニスト『M』

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マガジン

  • 生成AI時代の「経営論」

    生成AIを始め、人工知能の進化は企業経営に大きなインパクトを与える。来るべき時代に備えて、経営に対する考え方のアップデートを図る。

  • ザツダン

    noteの振り返りをはじめ、エトセトラな記事が揃えています。

  • 凋落するメディア

    「公正・中立・正確」を掲げ、ジャーナリズムの担い手になるはずのメディア。その堕ちていく様を伝え、我が身を振り返るきっかけを提供します。

  • 生成AI、使ってみた

    続々と登場する生成AI関連サービスを触れてみた感想・印象をお伝えします。

  • 生成AI時代の「哲学」

    生成AIの台頭により「人間とは何か」を再定義する時が訪れようとしている。古今東西の哲学などを参考に思索の旅に出ていこう。

最近の記事

  • 固定された記事

迫りくる“AI・ロボット時代”、私たちはどう生きるか?

あれは2023年の2月だった。 きっかけはおぼろげだが、たまたま「すごいAIが誕生した」と耳にした。 また大袈裟な......。 しかし、ものの見事に裏切られた。初めて見たとき、そして触れた時に確信した。 「これは世の中を変える」と。 そして今、あの時に受けた衝撃と、あれ以降見聞きして考えてきたことをここにまとめよう。 深まり続ける「生成AI」への確信あれから1年半ほどが経とうとしている。 「すごいAI」と言われたChatGPTは「生成AI」としてすっかり市民権

    • イノベーションの新常識。なぜ今、マネジメントの再定義が求められるのか

      「これは、人間には無理だ」 開発チームのリーダーが吐き出すように言った。プロジェクトルームのホワイトボードには、生成AIが提案した新機能の設計図が所狭しと描かれている。わずか2日で出てきた提案は、人間のエンジニアなら優に2週間はかかるはずの精緻さを備えていた。 しかし、その表情は喜びとは程遠かった。むしろ、深い戸惑いが滲んでいる。新技術の導入によって、これまで培ってきた開発プロセスが音を立てて崩れ始めていた。 イノベーション・マネジメントの世界で、かつてない地殻変動が起

      • 石丸新党

        出ようかな?久々に感情が動いたような気がした。

        • 「SONY」になる日は近い!?

          衝撃のニュースだ。 このようにリークされたことで頓挫する可能性も否めないが、実現したら驚愕だ。 固唾を飲んで見守ろう。

        • 固定された記事

        迫りくる“AI・ロボット時代”、私たちはどう生きるか?

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          13本
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          13本
        • 生成AI時代の「哲学」
          10本
        • 日本はどこへ向かうのか?政府のレポートから未来を考える
          5本

        記事

          日本の夜明け

          あくまで個人的な意見だが、ようやくサムネイルのように光が射しこんできたかもしれない。 昨日の兵庫県知事選挙を経て、マスコミ含めて天地がひっくり返ったかもしれない。 このことに関しては、明日改めて記事にまとめられればと思う。

          まだ安心できない!? NHKはまだ兵庫県知事選に決着を付けていない

          午後8時時点で「やや優勢」。NHKの見立てが正しい可能性もあるので、まださいとう氏の支援社の方々は油断しないほうがいいかもしれません。 追記:22:03時点でも、NHKは当確を打っていません。

          まだ安心できない!? NHKはまだ兵庫県知事選に決着を付けていない

          検索型生成AIサービスに「斎藤元彦氏はパワハラやおねだりをしていたか、調べてください。」と聞いてみた

          以下の4つのサービスで比較しました。 ChatGPT search Perplexity Genspark Felo なお、ChatGPT searchは回答を共有する機能がないため、回答文を引用させていただきます。あらかじめご了承ください。 ChatGPT searchの回答Perplexityの回答https://www.perplexity.ai/search/zhai-teng-yuan-yan-shi-hahawah-n.OA6C3dS9ylwN6mNy

          検索型生成AIサービスに「斎藤元彦氏はパワハラやおねだりをしていたか、調べてください。」と聞いてみた

          AI時代の「グローバル経営」。人とテクノロジーが織りなす新たな挑戦

          「何かがおかしい......」 シンガポールオフィスからの月次報告を読み進めながら、私は眉をひそめた。完璧な日本語で書かれた20ページにも及ぶレポートは、これまでにない深い洞察に満ちている。しかし、現地スタッフの英語力を考えると、この報告書が彼らの手によるものとは考えにくかった。 「これ、もしかして......」 確信めいたものが胸をよぎった時、シンガポール支社長からメッセージが届いた。 「今月からAI翻訳と分析ツールを導入してみました。品質はいかがでしょうか?」

          AI時代の「グローバル経営」。人とテクノロジーが織りなす新たな挑戦

          人生の一大イベントが終わった翌日は……

          サムネイルのようになります。 明日からまた更新がんばります。

          人生の一大イベントが終わった翌日は……

          エージェントがいよいよリリース!?

          今、こちらの動画を視聴しています。 何かと話題になっていますが、果たしてどこまでできるのでしょうか?

          エージェントがいよいよリリース!?

          起業家が「政府効率化」を推進する時代に!?

          興味深い。このトレンドが世界に波及したら、どうなるだろうか。 既得権益とバッチバチにぶつかりそうだが、果たしてどうなるか。まずは本当にイーロン・マスクがトップに就くのか注目したい。

          起業家が「政府効率化」を推進する時代に!?

          【生産性革命】AI導入がもたらす働き方改革 ~人とAIの共生が切り開く新時代のワークスタイル~

          「今月から、この作業はAIに任せることになりました」 部長の声が、静まり返った会議室に響く。モニターには、これまで3人がかりで2週間かけて作成していた月次レポートが映し出されていた。AIが自動生成したそのレポートは、人間が作成したものと遜色ない。いや、むしろデータの分析精度は上を行くようにも見える。 あの日から、オフィスの空気が少しずつ変わり始めた。 かつては夜遅くまで残業が当たり前だった部署から、定時で帰る社員が増えていく。新入社員の研修も様変わりした。エクセルの使い

          【生産性革命】AI導入がもたらす働き方改革 ~人とAIの共生が切り開く新時代のワークスタイル~

          マーケティング4.0時代の衝撃。AIは「顧客理解」をどう変えるのか

          「これ、本当に同じ顧客のデータなんですか?」 新卒入社3年目の私は、画面に映し出されたダッシュボードを食い入るように見つめていた。昨日まで「優良顧客」だと信じていた彼らの行動パターンが、AIによる分析で全く異なる姿を見せ始めていたのだ。 あの日から1年。マーケティングの現場は、私たちの想像をはるかに超えるスピードで変貌を遂げようとしている。人間の経験や勘に頼ってきた従来の顧客理解は、その限界を次々と露呈させている。代わりにAIが示す「顧客の真の姿」は、時に私たちの常識を覆

          マーケティング4.0時代の衝撃。AIは「顧客理解」をどう変えるのか

          AI時代の企業倫理。人とテクノロジーが紡ぐ新たなガバナンス

          「なぜ私たちのAIは、こんな行動を取ってしまったんだ……」 緊急召集されたミーティングルームで、開発本部長の声が重く響いた。モニターには前日深夜に稼働していた社内AIシステムのログが映し出されている。AIは確かに「正しい」判断をしていた。しかし、その判断は企業としての理念や倫理観からは大きく逸脱するものだった。 室内には沈黙が漂う。エンジニアたちは言葉を失い、経営企画室の面々も難しい表情を浮かべている。誰もが感じていた。これまでの企業倫理やガバナンスの枠組みだけでは、もは

          AI時代の企業倫理。人とテクノロジーが紡ぐ新たなガバナンス

          データと人間の共創経営。AIは意思決定をどう変えるのか

          真夜中のオフィスに、青白い光が揺らめいていた。 「これは......」 経営企画部の主任・真田の目に映し出されたのは、通常とは明らかに異なるデータの波形だった。AIが自動生成した売上予測が、過去3年間の傾向から大きく外れている。しかし、この異常値には確かな根拠があった。 異常値が語りかけてきた夜 深夜まで残業していた真田が、翌朝の役員会議の資料を確認していた時のことだ。経営ダッシュボードには、各部門から自動収集された膨大なデータが、美しいビジュアルで表示されている。

          データと人間の共創経営。AIは意思決定をどう変えるのか

          【超短編小説】「身の丈AI」で勝機をつかめ。中小企業の新たな戦い方

          「うちみたいな町工場に、AIなんて...」 部品加工を手がける中小企業の社長が、ため息まじりに漏らした。打ち合わせのテーブルには、大手企業のAI導入事例が並ぶ雑誌が開かれていた。 しかし、その表情は懐疑的というより、どこか複雑な思いを秘めているように見えた。手元の経理帳簿に目を落とし、社長は再び口を開いた。 「でもな、このままじゃいけないのも分かってる。ウチも変わらないと......」 「これまでと違う」生成AIブームの正体この1年半ほど、世間を賑わせ続けているAI。

          【超短編小説】「身の丈AI」で勝機をつかめ。中小企業の新たな戦い方