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自衛隊のアフガニスタン派遣

 2021年8月23日、アフガニスタンの情勢が一気に悪化。それに伴い、在アフガン邦人等の輸送を行うため、航空自衛隊のC-130H輸送機2機とC-2輸送機1機がアフガニスタンの首都カブールにある空港まで向かいました。

 まず向かった先は、アフガニスタンの隣国であるパキスタンのイスラマバード。ここに降り立った航空自衛隊の輸送機ですが、当初の予測では物資等を積んだC-2はイスラマバードに残置。残る2機のC-130Hがカブールまで向かい、在外邦人等をピックアップしてイスラマバードまで送り届けたあと、C-130Hは再びカブールに戻り、現地に残る自衛官や外務省職員などを回収。在外邦人等を足が速く快適なC-2に乗せ、それ以外の自衛官や外務省職員などをC-130Hの乗せて帰国すると考えていました。

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