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決意を語りたい時に親はなし

跡を継ごうと決意しても,その時,親父がいなかったら悲しいものです。
僕自身,親父に「継ぐよ」と言った日に親父は倒れ,
それから一度も意識が戻ることなくこの世を去りました。
だから親父といろいろ話しをすることがまったくできませんでした。
親父さんが元気なうちに,継ぐ決意を語り,親父の頭の中のソフトウエアをもらうことが後継者にとって何よりも大切なことです。
聞きたいけど,聞けない!
そんな僕のような悲劇の二の舞にならないように,ぜひしていただきたいと思います。

2003年11月17日
社長の掟 -今日の教訓- 1号
二条 彪 著


もし今両親ががいなくなったらどうか。
父の経験した「聞きたいけど,聞けない!」状況は到底想像できません。

今も両親が健全である状況はかなり恵まれています。

幸せなことに、両親ともに1つ聞いたら6つぐらいは返してくれます。
たまに同じ内容の話を何度もしますが、それには苦笑いで返します。

残念ながら私は目の前のことに追われたり、
今までと違う環境や立場になると、
自分の置かれている状況がどんなに幸せか見えなくなり忘れてしまいます。

日々の仕事や生活が忙しくなったり、
仕事ができるようになって部下や友人が広がったり、
会社から役職をもらえてちょっと偉くなった気がしたり。

自分の置かれている状況がどんなに幸せか、
定期的に振り返ること、客観的にみることが大切だと感じています。

メルマガ第1号が刊行されたのは、2003年11月17日。
今から20年以上も前のことです。

この時私は10歳(小学5年生)でした。
あの頃は、野球か昼休みのドッジボールしか頭の中にありませんでした。
いまの10歳はどんな遊びをしてるんでしょうか。


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