Mamoru Tohata ( Mamoru Namba )

後継者向けの事業を展開している会社の二代目(後継予定者)。 父が執筆している無料メールマガジン“社長の掟!−今日の教訓−”の 第1号(2003年11月創刊号)から厳選して再発信します。

Mamoru Tohata ( Mamoru Namba )

後継者向けの事業を展開している会社の二代目(後継予定者)。 父が執筆している無料メールマガジン“社長の掟!−今日の教訓−”の 第1号(2003年11月創刊号)から厳選して再発信します。

マガジン

  • 社長の掟 -今日の教訓- 増刊号

    父が執筆している無料メールマガジン “社長の掟!−今日の教訓−” の 第1号(2003年11月創刊号)から厳選して再発信します。より多くの人にメルマガに触れてもらいたいと思っています。

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はじめに

はじめまして。 Mamoruといいます。 後継者向けの事業を展開している会社の二代目(後継予定者)です。 正確には、約4年前に"代表取締役社長"に就任したのですが、 当時 私が未熟だったこともあり役職を外してもらいました。 現在、役職はありませんが同会社で仕事を続けています。 (安心してください、不祥事を起こしたわけではありません。) 会社は後継者(後継予定者)を、人前に出ても恥ずかしくない、 一人前の経営者に育成することを目的としています。 具体的に事業は以下の通り

    • 継ぐべき、継がなければならない

      僕は「継がなければならない」と考えている後継予定者です。 なぜ「継がなければならない」と考えてしまうのでしょうか。 他者に依存しているから、自分で意思決定をしていないだけなのでしょうか。 僕は「継がなければならない」の後に文章が続き、 その人の心に奥にしまってある言葉が隠されているのではと考えました。 例えば、 こう書き出してみると、自分にベクトルが向いていて、 自分にとって都合のよい言い訳をしているように感じました。 「継がなければならない」と「継ぎたい!」という

      • 1年先までの資金繰りを把握しているか?

        「資金繰りは頭の中に入っている」 「勉強が苦手で、全部人に任せている」 という経営者の方とたまに会うことがあります。 そのような方を見ると不安になります。 私は資金繰りは会社の検診のようなものだと考えています。 検診も結果の見方を知らなければ意味がありませんし、 検診を受けなければ状態が良いのか悪いのか判断もできません。 悪化しすぎた時に健康診断しても手遅れかもしれません。 常に気を配ることが大切です。 いくら自分が頭がよく、記憶力には自信がある! 数字が苦手で、他の

        • 褒めて意のままに・・・

          小さい頃、苦手な食べ物を完食したときや、 何か自分の出来なかったことを克服したときなどに、 「よくできたねー!えらい!」 と親や先生に褒められた記憶があります。 大人、20歳を過ぎてから誰かに褒められることは少なくなった気がします。 下手したら褒められていないかもしれません。 なぜでしょう。 大人になれば、それは出来て当たり前。 仕事で言えば、やって当たり前。 当たり前のオンパレードなので、相手を褒めることは少なくなる一方です。 特に身近な人間、家族は一緒にいて当た

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        • 社長の掟 -今日の教訓- 増刊号
          9本

        記事

          10万円足りない人間がなぜ10万円返せるのか?

          借金をするとはどのような状態なのでしょうか。 もともと設備投資にお金がかかり、維持するためにお金を借りたい。 新しい事業を展開するためにお金を借りたい。 自転車操業でどうすればわからないけどお金を借りたい。 内的要因、外的要因など様々だと思います。 私が思うお金を借りる際のスタンスで一番ダメなのが、 お金を借りて一時的に安心したいという気持ちが先行してしまっている場合です。 お金を借りる説明ができないということは、完全に感情が先行してしまっています。 父は「お金を借り

          10万円足りない人間がなぜ10万円返せるのか?

          ずっと話をしていると耳は閉じるもの

          僕が小学生だった頃、父の講義を教室の後ろで聴き、 大人たちの見様見真似で、コミュニケーションの技法を学びました。 その時に初めて”相づち”を知りました。 確か小学4~5年生頃。 小学生の時に「うんうん」と”相づち”をすると先生や大人に褒められます。 褒められることが好きで、もっともっと大袈裟に”相づち”をみんなに振る舞っていた記憶があります。 会話をするときは、相手との距離、 会話の間を大切にして、相手の話を無理に遮らないことも心得えています。 相手が一番最後に発言し

          ずっと話をしていると耳は閉じるもの

          10年何もしないことも経営である

          自分を過信し過ぎない。 特に今の時代は、いつでもどこでもなんでも学ぶことができます。 学ぶことで自信がつき、自分の力を試したくなります。 後継者の場合は、先代に認められたいとか、 先代とは違うことをする!改革だ!など。 おそらく後継者の先輩たちも、 そんな時期を通ってきたのではないでしょうか。 自分がしようとしていることが、 本当に、会社のためなのだろうか、社員さんのためなのだろうか、 お客様のためなのだろうか。 過去の経験をを捨てることも勇気がいることですが、 一度見

          10年何もしないことも経営である

          過去の体験が絶対基準にならない

          どうしても自分の大切な人であったりすると、 自分の成功体験をもとに、その人のためを考えて、 アドバイスしてしまったり、怒鳴ってしまったり、 早とちりして的外れな回答をしてしまうこともあります。 では、本当に壊しては作り,壊しては作る、 破壊と再生ができるのでしょうか。 経験豊富な社長や創業社長であれば、 人の何倍も熱を込めて仕事と向き合っているので、 些細なことで価値観を変えること、壊すことは難しいかと思います。 私自身は、過去の体験を基準にしても良いと思います。 ただ

          過去の体験が絶対基準にならない

          腐ったりんごは即刻取り除く

          腐ったりんごは即刻取り除く。 問題を引き延ばして、放置するな。 まさにその通りです。 私も問題を引き延ばして放置して失敗した経験があります。 小学生の頃、給食で苦手な食べ物が出てきました。 本当に嫌でしたので、食べずに机の引き出しの奥の方に追いやって、 数ヶ月後腐った状態で見つけて、先生に怒られました。 腐らせてしまったので、捨てることしか方法がありませんでしたが、 苦手な食べ物を放置せず、もっと前から向き合っていれば、腐らせることはなかったと思います。 腐りそうなり

          腐ったりんごは即刻取り除く

          決意を語りたい時に親はなし

          もし今両親ががいなくなったらどうか。 父の経験した「聞きたいけど,聞けない!」状況は到底想像できません。 今も両親が健全である状況はかなり恵まれています。 幸せなことに、両親ともに1つ聞いたら6つぐらいは返してくれます。 たまに同じ内容の話を何度もしますが、それには苦笑いで返します。 残念ながら私は目の前のことに追われたり、 今までと違う環境や立場になると、 自分の置かれている状況がどんなに幸せか見えなくなり忘れてしまいます。 日々の仕事や生活が忙しくなったり、 仕事

          決意を語りたい時に親はなし