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顔を合わせて力を合わせる

コミュニケーションはとても大事です。
現代において,わかっているだろう!と相手の理解に依存することは禁物です。

言わなければわからない。
これが現代を生きるルールです。

言うということは,電話とかメールではなく,
相手の顔を見て話をするということが大切です。
昔から,フィエスツーフェイスが大事だと言われますが,
今はさらに大事な時代になっています。

電話やメールでは,相手の表情がわかりません。
表情から,読み取ることが大きいコミュニケーションでは致命的でもあります。
また自分の表情を相手に伝えることもできません。
表情やしぐさを伝えることによって,誤解も少なくなります。

お互いに顔を合わせることにより,力も合わせることができます。
みんなで力を合わせていくためには,まず顔をお互いに合わせることが大切なのです。

しかし,多く会社では,顔を合わせることなく力を合わせて頑張ろう!となります。
社長自身,社員の顔を見ていないにもかかわらず,
一致団結してやらなきゃダメだ!と言います。

力を合わせるには顔を合わせることです。
そのためのコストをけちってはいけません。
力を合わせれば,かかったコストなどすぐに元とってしまいます。

さあ,顔を合わせて力を合わせ,今日もまいりましょう!!

2009年3月31日
社長の掟 -今日の教訓- 1260号
二条彪著

今では2009年とは違い、メールや電話ではなく
ほとんどの人がチャットやSNSを使用して仕事をしています。

また本当に便利になったもので、
会議はリアルでなくてもオンラインで出来る環境が整っています。
20年前の人に言っても、7割ぐらいの人が
オンラインでミーティング出来ることを信じなそうな気がしますが。

リアルに人に会わなくても力を合わせることができる人がいたり、
逆にオンラインでは居心地が悪い人は
「やっぱりリアルがいいんだよ!」
と自分自身にあった方法を選べているのも
現代の良いところだと思います。

少しだけ、双方の良いところをあげてみます。

◆リアルで会うことで、、、
・相手の表情や空気感など、肌身で感じることができる
・会う場所の空間や音、周りの人など気付ける刺激物が多い
・仕事の話以外に昼食や雑談の時間もある
・良い意味でピリッと緊張感が持てる
・、、、

◆オンラインで会うことで、、、
・いつでもどこでもできることなので、遅刻などのトラブルが少ない
・個々のペースに合わせた時間で会えるので、他の業務も滞らない
・アウトラインがしっかりしている場合が多く、時間の無駄がない
・良い意味で落ち着ける空間なのでストレスが少ない
・、、、

リアルで顔を合わせるのは、年1回の決起会など全体でのイベント。
オンラインは、週1回の業務報告など小規模のミーティング。
というように、分けて使いこなすのが現代のスタイルでしょうか。

「〜でなければならない!」と決めるけることではないので、
どちらの場合も、考えて使い分けるということが必要ですね。

もし、使い分けができていないようだったら、
少し気分転換に逆の方法で人と顔を合わせてみたらいいかもしれません。

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