何気ない一言で社員は喜ぶ
どうしても、社員みんなを喜ばせるのは難しいと思ってしまいます。
喜んで笑顔になってもらいたいが故、褒めてみたいけど、
相手が何か勘違いしてしまうのではないだろうか、
ハラスメントと言われるのではないだろうか、
と何気ない一言を言うのに、一歩目が踏み出しにくいことも考えられます。
よし!何気ない一言で喜んで笑顔になってもらおう!と意気込んでも、
普段から褒めることや、コミュニケーションが少ない社長が急に行動に移してしまうと、
「急にどうしたんだ。。」
「また社長が先走っているよ」
「何がしたいのかわからない。。。」
と社員に思われてしまうかもしれません。
せっかく社員のことを思って行動しているのに、心地良くありませんよね。
あーだこーだ頭の中で考えますが、
やはり社員みんなを喜ばせるのは難しいと思ってしまいます。
相当カリスマ性のある社長であれば可能なのでしょうが。
業績や容姿を褒められて笑顔になる人もいれば、
仕事後に一緒に飲みにいくことで笑顔になる人、
報酬が上がって笑顔になる人、
社員旅行や社員総出の行事で笑顔になる人。
何気ない一言で笑顔になり、明日も頑張ろうと思う人。
全ての社員に向き合うのは時間がかかることですが、
その人物がどんなタイプであるのか知ることが必須なことだなと考えました。
そんなこと言ったって、今からでは時間が足りない!
年末が迫っていて手が回らない!俺にはやることいっぱいあるんだ!
自分1人でやろうとするから難しく感じるのだろうと思います。
そんな時こそ、信頼できる幹部社員の出番でしょう。
社長の言いなりではなく、社長の反対意見を言うのではなく、
社長と一緒に問題の本質を捉えて解決まで一緒に歩いてくれる存在です。
会社全体で社長の取り組みに協力することで、
会社の風土も変わり、変化していくのではと思います。
少し話がずれてしまったかもしれませんね。
何はともあれ、「社員を笑顔にすること」は会社を明るくするために必要ですね。まず家族から、喜んでもらえるような何気ない一言を言えるように自分の行動を修正してようと思います。
おまけ
今日の通勤での歩いている途中や電車の中での出来事。
どうも東京の働いている皆さんは、朝から機嫌が悪い人が多いようです。
おそらく皆さんスーツを着ていたので、どこかの会社員の方だと思います。
満員電車で少し押されただけで顰めっ面、舌打ちをする人。
仕事で頭の中がパンパンになっているのか、顔が鬼の形相になっている人。
もう、本当にびっくりするぐらいの鬼の形相でした。
完全に笑顔の真逆ですね。
嫌なことがあったら顔に出てしまうのも、ある意味人間らしいですが、
人の感情はこんなにも表情に出るんだなあと改めて感じました。
僕はそんな表情を見て、少し1日がワクワクしなくなりました。
人の表情は他人にも、すごく影響するものですね。
人の表情や感情は人に伝染する。
社内で笑顔を作ることも必要ですが、
社外に出た時も笑顔でいること、笑顔でいてもらうことも重要だと思いました。
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