伝えずにはいられないもの
父と僕を比較すると、
もちろん先代社長の父の方が自分より熱い想いを持っています。
おそらく、どの会社でも同じことが言えると思います。
そんなことは当たり前のことですが、
「あれ、まだ同じ土俵にのれないなあ」
と思ってしまったことはないでしょうか。
僕は何回もあります。
先代の熱い想いに負けないように
自分の熱量を同じレベルまで持っていくのか、
それとも(無理をせず)自分のスタンスを守るのか、
どちら正解不正解はないのですが、
後継者が向き合う一つの壁のように思います。
今回のメルマガを読んで、自分の原点/原動力を書き出してみました。
入社したきっかけ、背景、今までの経験。
書き出せるものの、あまり熱量が伝わる文章が書けません。
なんというか、ふわふわと漠然としていて、
就職活動の履歴書のように、
頑張って着飾った薄い文章しか出てきません。
そう、この書けない状態は、今までも経験したことがあります。
20代で初めて社会に足を踏み入れた時、
その仕事を選んだ理由は言えるのに、熱量が伴ってこない。
まさに、仕事での成長や成果、自分のことばかり考えていて、
頑張って着飾った薄い言葉を使い、
"誰かのために"を考えられずにいたのかもしれません。
"誰かのために"を考えて行動することで、
周りの人や次世代に「伝えられずにはいられないもの」を
探したいと思います。
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