「いつまでも引退しない??」編
誰に会社を継いでもらうか、は重要なことなのかもしれません。
後継予定者(あとつぎ君)の素行が非常に悪い、
会社の金に手をつけるなど、色々な背景があるかもしれません。
なので一概に、後継予定者(あとつぎ君)に継がせろ!とは言えません。
ただマンガに出てくる後継予定者(あとつぎ君)も、
会社を継がせてもらうことが夢であったと思います。
一度きりの人生、会社のために何年も働いた後継予定者(あとつぎ君)を
先代は死に際まで認めずに終わってしまうのでしょうか。
おそらく、双方の本意ではないはずです。
先代と後継予定者(あとつぎ君)と同じように、
社員も取引先も歳をとっていきます。
みんながこの会社の不安を抱えたまま生活していることを考えましょう。
今まで自分の子供のように大切にしてきた会社を
すぐに継がせることは難しいのかもしれませんが、
自分だけの会社ではないことを理解しなければいけないと思います。
まずは、お互いを認め合うことからはじまるのが事業承継だと思います。
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「何歳で経営の一線から退くことを決める」
それから事業承継はスタートする。
では、一線から退いた後はどのようにしたら良いのでしょうか。
会長になって会社の行末だけ見守ることもいいですし、
長く続けてきた好きな趣味に没頭することや、
今まで行くことのできなかった未開の地へ行くことや、
山奥でひっそりとスローライフを送るのもいいですね。
逆に、新しく会社をたててみるのも面白いかもしれません。
なんか未来を考えるとワクワクしてきますね。
「65歳でもう体力もないんだよ」
「ボケがはじまってるから新しいことをしたくない」
そんなこと言わず、20~30代の僕たちが真似したがる生活をぜひ送ってください。僕らの世代は、先代のフレッシュな姿を追うはずです。
一度きりの人生、やりたいことはやりきって、ポジティブにいきましょう!
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余談ですが、僕は「バケットリスト」というものを毎年の年末年始に更新しています。
「バケットリスト」とは死ぬまでにやりたいことリストのことです。
・山奥に別荘を持ち冬はスノボーをする!
・セントバーナード(犬)を飼って暖炉の前でワシャワシャする!
・〇〇ワイナリーのワインを飲む!
・スポーツカーを買って、鈴鹿サーキットで運転する!
・有名アーティストのライブに行く!
など、大きなことから小さなことまで、ワクワクすることを書き出しています。もし達成してしまったら、書き足しています。
重要なのは、変にハードルを上げすぎないこと。
「出来そうだけど、あと何年後かかな〜」ぐらいの丁度いい塩梅。
このリストを作って良かったのは、意外とやりたいこといっぱいあるんだなと自己理解が深まったこと。
全部叶えるためには、あと人生が何回あればいいんでしょうね。
もしやりたいことが見つからない人は、
「バケットリスト」を書き出せばヒントが見つかるかもしれません。
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※弊社のマネジメントスクールにご興味がある後継者/後継予定者、もしくは親族の方がいらっしゃいましたら、Webサイトよりご連絡ください。