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『発達性トラウマ「生きづらさ」の正体』 みき いちたろう著を読んで
朝散歩のときに、オーディオブックで聞きました。
まだ眠さが残った体と頭で、いちに、いちにと、とにかく足を動かして、今日のやるべき事を考えながら、無理矢理押し込んだと言ってもいい状態で聞いていましたが、家に着く頃には続きが気になる面白い本でした。
というのも、やはり自分と重なるところが多く、極端なトラウマばかりに目を向けるのではなく、両親の不和、養育者が常に回りに対して悪語を連ねているなど、些細と思われがちなことでもトラウマが生まれ、それによって生きづらさを抱えている人が少なくないということに、深く共感しました。
この本をヒントにちょっと試してみたことを書いてみます。
量り売りのお菓子やに行って、たくさんの種類のお菓子の中から自分の欲しいものを選んだ。
実はかなり前から気になっていたお店で、以前お友達から差し入れでいただいて美味しいとは分っていたのですが、量り売りということで倦厭していたのです。
私は優柔不断というか、自己選択が苦手で、たくさんの選択枝を与えられると「どうでもいい」とはなから選ぶ事を放棄していました。
お菓子だったらなおさらです。
別にどうしても必要というものでもないし、そういう中から選ぶのは面倒だなって。
けれど、こういうことが心のリハビリになるかなと。
リハビリが必要なほど弱っているかは分りませんが、なんとなく、より楽に生きる練習になるのではないかなと思っています。
会計のときに、お店の人にスタンプカードを勧められました。
面倒なので大抵お断りだけど「いいですよ。」と応えたのに自分でも意外でした。
2ヶ月に一度通う病院のすぐ近くで、駐車場は狭いけど病院の駐車場に車を駐めたら数分の距離。
そしてどれも体に良さそうなこだわりのお菓子。
美味しい物を食べたいけれど、食べると太る困ったお年頃。
いろんなベクトルがこのお店で買い物をすることをオススメしているようでした。
お店の人の解説を聞きながら、ちょっとお試食させてもらって。
正直、こんな買い物はこれまであまり得意ではなくて、むしろ苦手で。
こんなシステムが楽しいって思う店主さんと、私は対局にいるのかもしれません。
でも本にも書いてあったし、こういうこと、やってみようと思いました。
まぁ、2ヶ月に一度ですけどね。