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#4 ”専門学生ですがなにか”と言えるまで
こんばんは。
私はこういうものです↓
さて、今日は私が大学受験の不合格通知を見た後の話を書きたいと思います。
私は塾講師に勧められた通り試験結果は試験後に見ることにしたので、全ての試験終了後、帰りの山手線の中で試験結果を見ました。メアドとパスワードを入れれば数秒で出てくる不合格の三文字。その日は4つほど結果を見ました。この数秒で人生が決められているような気がしてなんだか不思議な経験でした。その後も一週間少しずつ分かる試験結果をみて最終的には今の進路になりました。
さて、引きこもり生活スタートです。幸い、コロナの影響で卒業式の3月3日まで学校に行く必要がなかったので、毎日睡眠不足だった私が突然朝から晩まで家に一人にいることに。
・友達となんて話したくもないのでLINEは全て未読無視。 ・受験勉強のために1年間SNSもすべてSTOPしていたのでリア垢以外を全てログインしたは良いものの、コロナの感染者数が毎日UPされていくのを見ていたらだんだん嫌になり3日でリタイア。 ・溜まっていた録画をひたすらダビングしていたらダビングしたことに満足感を覚え、見る気が失せる。 ・受験が終わるまで見ないと決めて買った1万以上する舞台のDVDがあるのに見ない(未だに見ていない) ・あんなに好きだったANNやANN0をタイムフリーで朝っぱらから聞くが2時間耐えられずに途中でリタイア。 ・あんなに好きなアーティストの声が嫌になり受験期間でも唯一聞いていた30分ラジオを聞かなくなる ・食っちゃ寝を繰り返したおかげで7キロ太る
↑こんな生活を2週間ほど続けていました。本当に食っちゃ寝の生活でした。今考えると恐ろしいです。
2週間後、いよいよ学校に行かなければならない3日前、私の親友からいい加減に話そう、と外に連れ出してくれ、遊んだ後、一番お世話になった塾講師に挨拶して、けじめをつけてきました。
"この一か月は今まで我慢してきた分思いっきり遊んで自分の中で区切りを付けなさい。ただ、自分の敗因は必ず自分で見つけなさい"
この言葉は今でも忘れられない先生の言葉です。受験を振り返り自分と向き合うこの期間が私は正直一番つらかったように感じますが、こんなにじっくりと自分に向き合ったのも生まれて初めてでしたし、自分の大きな敗因が人に頼らなかったということに気が付いたのも大きな経験でした。
なんやかんや書きましたが無事高校を卒業しました。彼女が連れ出してくれていなければ、卒業式に参列すらしていなかったと思います。
時は経ち4月。周りが第二外国語は何を取るだのサークルは何に入りたいだの騒いでいるころ、私はラジオやPodcastをひたすら聞いていました。ただ、インスタのストーリーを見るだけで心が苦しくなったり大学生という存在が自分よりも遠い存在で、且つ輝いて見えました。(今は全く輝いて見えません、とは正直断言できかねますが以前よりは羨ましいと思わなくなりました。)
5月。住めば都と言いますが、人間その環境に身を置けばどうにかなるものです。あれだけキラキラ大学生に憧れていた私ですが、専門学生ですがなにか?というnoteを書き始めました。このころにはもう言えるようになっていたようです。なにかが吹っ切れたのだと思います。次回は私の今後について少し書きたいと思います。
では。