子どもは親が一番ではなかった
コロナで子どもたちは、突然保育園に来ることができなくなった。
コロナの感染が始まった頃には、子どもはうつらないのでは?と言われていた。
そして事実症状は現れなかった。だが、年明けからは物凄い勢いで感染が拡大していった。津波が海から押し寄せるかのように、何度も何度もコロナの波が子どもたちを襲う。得体の知れない相手をどうやったら避けられるかわからない。
子ども同士は濃厚接触の連続だ。友だちとたくさん遊べば遊ぶほど、感染のリスクは上がる。
ひとたび感染者が出れば、多くの濃厚接触者が出る。幼い子どもが保育園に行けないということはすなわち、親も仕事に行けなくて一緒に過ごすことになる。
長い時間親と離れて過ごしているのだから、コロナで休みになって、子どもは親と一緒にいられて幸せな時間を過ごしていると思っていた。
お休みが開けて久しぶりの保育園に来られるようになった。
一番乗りの子どもが、テラスに腰掛けた。
「はあー」と大きなため息をついてニヤッと笑った。まるで自分の家を長い間留守にしていて、やっと我が家に帰ってきた時につくため息をついた。そして朝の自分の支度をいつものようにする。でもいつもいやいややっていた時とは、顔が違う。早く友だちに会いたくて仕方ないとウキウキしている。
来る友だちの名前を大きな声で呼び、はしゃいだ。思っきり大きな声を出して。そして休む前まで歌っていた歌を声を張り上げて歌っていた。
ちゃんと忘れていない、みんなで過ごしていた楽しかった時をそのまま持っていた。
子どもたちは親といて、きっと保育園始まって嫌だろうなと思ったのは思い込みだった。
子どもは友だちが一番。でも何かあった時には、安心して泣きつける場所があることが大切なんだなと思った。
頑張ってマスクをして過ごしている幼い子どもたち。春一番ではコロナを吹きとばして欲しいと願う
#思い込みが変わったこと #コロナよ飛んで行け!
#離れていても友だち #親が出来ること
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