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You are what you eat. 安全なものを食べたければ、自分で作るしかないか?

こんにちは、しばらくブログの更新が滞っておりました。滞りまくりじゃねぇかと言われるかもしれませんが、まぁまぁそこはご勘弁を。

さて、フランスから帰ってきてからというもの、リン酸塩と亜硝酸ナトリウムの入っていないベーコンやウインナーは無いものかと、常に探し回っておりました。
結論から言うと、「リン酸塩」の入っていないものは、一部出回っているものの、亜硝酸ナトリウム(亜硝酸Na)の入っていないものはないという結論です。

やはり、これが発がん性があるらしく、ヨーロッパではオーガニックベーコン・オーガニックハムなどは、そういった添加物が入っていないんですよね。
私もそういったものを選んで買っていました。

You are what you eat.(あなたの体はあなたが食べたものでできている)
英語圏ではこういう言葉がありますが、まさにその通りで、日本人のがん罹患率の高さは食べ物だと思っています。

大手食品工場に働きに行った人の話では、勤務すると身体中に蕁麻疹ができるようで、やはり何か添加物や、人工的な何かが添加されて、それが焼成の工程で気化したものが屋内に充満すると人によっては何かアレルギー反応を起こすのではないかなぁ、と勝手に予想してみました。
やはり、安く大量生産をするためには、多くの添加物、安定剤、味・食感改良剤などを入れないと、安定的に大量生産できないので、そういうことはある程度は仕方ないのかと思います(批判するために書いているのではないので)。そのおかげで、安く、食中毒にならない食品が多いという社会的なメリットも大きいと思います。

私個人は、やはり口に入れるものは、なるべく安全なものを食べたい派で、それにはある程度のお金は出す価値があるのではないかと思っています。

とは言うものの、実際安全で無添加の食材を手に入れるのは至難の技です。
まず、買う以前に、作っていない!

では、どうするか?
どうしても安全で信頼できるものを食べたければ
「自分で作る」
しかない。

という結論になりました。
そこで、私は第一弾として、自家製ベーコンを作ってみました。
自分で信頼のできる肉屋で肉を買ってきて、自分で塩を選び、スパイスを選び、仕込みました。

安全=「自分でコントロールできること」
ではないかと思っています。
つまり、添加物を入れない、というコントロールが自分でできるわけです。

1ヶ月熟成させ、「りんご」と「ウイスキーオーク」のチップで4時間ほど温燻して仕上げました。
うまいですね〜。

フランスの伝統的な手法で作ったベーコン(Lardon fume)に近いものがありました。


岩塩・スパイス・香草を入れて1ヶ月熟成


1ヶ月後・塩抜きをして乾燥工程


温燻して出来上がり


完成


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