見出し画像

利他のゴールを考える|苫米地式コーチング

あけましておめでとうございます。
苫米地式認定コーチ補の長箸麻由です。
いつも私のnoteをご覧いただきありがとうございます。

激動のまま2020年が終わり、2021年となりましたね。
本年も、皆さんのお役に立てるような記事を目指して投稿して参ります。
何卒よろしくお願いいたします。

さて、2021年最初の記事は、「利他のゴール」から始めてみたいと思います。
苫米地式コーチングでは、複数のゴールを設定るする中で一つか二つは利他的な抽象度の高いゴールを入れましょう、とお勧めしています。
今日はこの利他のゴール設定について、「ピンとこない…」という方に、私なりのヒントをお話したいと思います。
利他のゴール、持ってますよ!という方もよろしければお付き合いください^^

時々こんなご相談をいただくことがあります。

「利他のゴール」とか「社会貢献のゴール」と言われると、自分が損をするようで、have to を感じてしまうんです。
自分はそんな博愛主義的な人間じゃないし、自分の個人的なゴールで手一杯だし…。

利他的行動と聞くと、日常からはかけ離れた崇高なもののように感じられるかもしれませんね。でも意外と普段の生活の中で自然と行っているものだったりします。
たとえば、友達の荷物を少し持ってあげたりとか、後から来る人のためにエレベーターの「開」を押して待ってあげたり、同時に列に並ぼうとした人に、「お先にどうぞ」と譲ったり。
自分に多少余裕のある時であれば、自然と取っている行動ではないでしょうか?これらも立派な利他的な行動です。
電車で席を譲ろうかどうしようか…と考えるだけでもすでに利他的なマインドですよね。タイミングや状況で行動に移せなくても、他者のことを気遣ったらならそれは利他の精神と言えると思います。

「世界平和」、「戦争と差別をなくす」、「貧困をなくす」…というとスケールが大きく感じて圧倒されてしまうかもしれません。
でも意外とそれは、落とし物した人に「あ、落としましたよ!」と声を掛けたり、1人で泣いてる子供に「どうしたの?」と声を掛けたり。そういった日常にあるちょっとした親切や気遣いと地続きの感覚のように思います。

「ありがとう」と言ってもらえたらなんだか照れ臭くて。
「そんな、大したことじゃないですよ」なんて言いながら心が暖かくなってくすぐったくなるようなあの感覚、利他の行動で受け取る喜び。
そんなささやかな喜びと、利他のゴールは繋がっていると思います。

普段の自分が自然と行っている利他的な行動をチェックして、その時の体感をヒントにしながら、利他のゴール・社会貢献のゴールを思い浮かべてみてはいかがでしょうか?
最初から無理をして大きな利他のゴールを設定する必要はありません。
自分って意外と利他的なことをしているぞ、と気付くところから始めてみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?