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漕ぎ着けたけど燃え尽きて休職してる話

↑ 片田舎セクマイ発達障害無学歴ヒッキー鬱で人生詰みかけたけど、上京→生活保護&障害年金&就労移行支援→未経験からITエンジニア正社員まで漕ぎ着けた話(長すぎて表示されてないタイトル全文)の続き。

――発達障害ってえのは、得てして環境の変化が苦手でございます。あたしも進学しかり、就活しかり、ドカンとストレスが来てえらい目に遭ったもんですよ。そいつがねえ、就職では来ないなんて思ったら大間違い。

重い5月病が来た。
正社員となった02/01を挟んで、2021年の年明けにあった緊急事態宣言から、3月半ばまで、完全リモートワークが続いていた。
それが終わって出社の日々に戻ったのだが、調子が戻らない。やたら失敗が増えて、判断力や集中力が落ち、仕事ができない。
どうにかGWを迎えて、休日に障害対応をこなす中、障害の原因が、私の書いた簡単なswitch文のbreak抜け――たった1行、たった1語――と判明して、そこで私の何かが尽きてしまった。

これは計算の繰り上がりミスのような、非常に単純で、ままありがちなミスだ。そしてそれ故に、必ず防がねばならないミスだ。しかしこのミスは、プルリクで私と先輩の目をすり抜け、検証環境でも見逃され、本番環境へ行ってしまった。

たしかに上司からは、「この案件は新人に携わせる規模ではないが頑張ってほしい」と言われていた。しかし、それはお酒の入った席で、「実は今、適応障害の診断を受けていまして」と切り出す流れではなかった。
結果、相談をもちかけるタイミングは、主治医の診断書とともに宙に浮いたままになって、墜落し全焼した。

GW明け、布団から出られなかった。体調不良ということにして欠勤した。3日目の夜、夜明けまでかかってクソ長文章を錬成し、ようやっと現状を上司に知らせることができた。

そして休職している。傷病手当金を申請するための書類には主治医によって「うつ病」と書かれている。休める最長は6ヶ月。今4ヶ月目。回復している実感は皆無。抑うつと焦りと不安だけが日々育っていく。

張り詰めた弓の震える弦は、もうじきぷつりと切れるのだろう。まあ、現状ならば、また入院沙汰になってもお金のことを気にしなくていいので、構わない。

構うよ――! めちゃくちゃ構うよ! 一旦社会人になるとなあ、履歴書ホワイトに戻りたくない作用が働いて諸々を守りたくなっちまうんだよ――!

貯金してSRSして、資産形成して大学と院行って、脳神経科学やってフルダイブ技術の基礎理論に人生を捧げたい。ITエンジニアという職業は、理系馬鹿という趣味と、所得獲得 & 経歴ロンダリングという実益を兼ねた手段であり、人生の終着ではないと考えている。

そうだよ――! 一度月収30万の世界を見てしまった今は、膨らんだ夢の影がそのまま絶望の大きさになるんだよ――!

……オチは特にない。思いつきもしないしいいか。あと2ヶ月でなんとかなってくれ頼む。
だがしかし、たったこれだけの内容を書くための気力が4ヶ月待たないと出てこないので望み薄な気はしている。

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