キャリアって何だろう…。
「キャリア」って聞くと、何をイメージするだろうか。
日本では
厚生労働省は
一般に経歴、経験、発展さらには、関連した職務の連鎖等と表現され、時間的時速生ないし継続性を持った概念。
「キャリア」は職業経験を通して、「職業能力」を蓄積していく過程の概念であるとも言える。とある。
一方で、文部科学省では
人が生涯にわたって遂行する様々な立場や役割の連鎖及びその過程における自己と働くこととの関係づけや価値付けの累積。とある。
キャリアコンサルタントの資格取得の際の講義では、
キャリアカウンセリングの定義は
「発達的視点に立って、成長と適応という個人の積極的側面に強調点を置き、個人が環境の中で効果的かつ自律的に機能できるように支援すること。自己概念の開発を通してキャリア形成を図ること」とある。
この定義の説明として、「キャリアカウンセリングは、人間が社会的な存在であることを重視、自分が育った国の文化や社会環境、その中での経験など、個人を取り巻く親、兄弟姉妹、友人、先生等の人間関係、それら全体との関係の中で捉えることが重要である。そのような全体としての関係の中で、人間が生まれて、成長に向けて進もうとする存在の中核概念として「自己概念」がある。キャリアカウンセリングは自己概念を促す働きかけと考える。「キャリア」とは、環境との相互関係によって、生涯を通じて個人が構築し、個人によって意味づけられたもの。」とある。
では、実際に教育機関で行われている「キャリア教育」とは?と考えたとき、そこに乖離している現状をみたときに、この「キャリア教育」を研究することを目的として大学院に進んだ。
実際、私のキャリアと言えば、高校は中退、18歳で結婚、19歳で出産、20歳で離婚…。すすきので働き、子どもが小学生になるのを機に、見習い看護婦を7年、新聞広告で応募して就いた飲食の雇われ店長をしている間に調理師免許を取得した。それでもOLに憧れ、簿記の資格を取り、不動産会社に就職、そこでもM&Aがありドタバタ。その後に訪問販売系の自営業、その時に心理的なダメージを受けて、民間教育機関で資格を取得し、カラーセラピストとなりフリーランスとして活動。ここで通信制の高校を卒業。その時の出逢いでNPO法人で障がい者の就労支援A型のセンター長、またまたフリーランスのカラーセラピストとなり、スクールも開校して個人事業を展開した。その時に今、理事をしている法人の代表と出逢ったのである。そこから早稲田大学eスクールに入学し、今に至るのである。
「人は社会と何らかなつながりを持って生きている。経験から学ぶとはそのつながりを学ぶということであり、繋がりを創ることでもある。」
まぁ、どんなことがあっても大丈夫!…だけど、早いうちに気付こうよ。
「生き抜く力」を、そして「自分を好きになって欲しい」という気持ちが私の原点であることを伝えたい。