「なんでもできる!なんでもなれる!」実はとても深い言葉です。

 多分女の子を持つ親は避けては通れない「プリキュア」。たくさんのプリキュアシリーズを子供と一緒に見ましたが、2018年より1年間放送されていた「HUGっと!プリキュア」はとても印象に残っています。

 「なんでもできる!なんでもなれる!輝く未来を抱きしめて!」主人公であるキュアエールが言っているこのセリフが中々深いなーと思ったんです。なので、人には無限の可能性があり未来がある、誰でもできない・なれないという前提に縛られずに生きていくことができるということを子供に感じてほしいなーくらいに初めは思っていました。しかし、この言葉は予想以上に深かった。なんとアンドロイドが感情を持ちプリキュアになりました。そして、なんと男の子がプリキュアになりました。

「プリキュア=女の子」いつの間にか常識として作られ、違和感なくそういうものだと思って見ている自分がいたことにこのアニメを見て初めて気付きました。アンドロイドは女の子の形をしていましたがそもそも機械に「性」なんてないですよね。男の子のプリキュアがいたっていいですよね。そもそもプリキュア=女の子なんて決まっていない。SDGsを意識するようになった今、このアニメを通して「〇〇らしさ」というものを改めて考えるようになりました。意識して物事を見ることで見える世界が随分と違うものになります。そのため、今一度このアニメを子供と一緒に見たいなと思っています。そして子供には、「なりたい自分になってほしい、なりたい自分になるためならきっとなんだってできるよ、どんな自分になっても未来はきっと輝いているよ、フレー!フレー!」って伝えたいです。


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