良寛さんと手毬
🌸手毬をよめる
冬ごもり
春さり来れば
飯乞ふと
草の庵を立ち出でて
里にい行けば
たまほこの
道のちまたに
子どもらが
今を春べと
手毬つく
ひふみよいむな
汝がつけば
吾はうたひ
吾がつけば
汝がうたひ
つきて唄ひて
霞立つ
永き春日を
暮らしつるかも
霞立つ永き春日を子供らと
手毬つきつつ今日も暮らしつ
良寛
🌸・ ・ ・ 🌸 ・ ・ ・ 🌸 ・ ・ ・ 🌸
若かったときから、良寛さんの詩が好きでした。そのころ、良寛さん好きなどと言っているのはおじいさんが多かった気がしますが、今、老境寸前の身になって益々良寛さんいいわぁ😍と思います。
と、思い出したのは、「なんちゃって手毬」を作りはじめたからです。
先日、モミジバフウの実にくるくると毛糸を巻いていたとき…。
くるくるが手毬の本を引き寄せたようです。本屋さんで目の前にバーン!
わーい🤩キレーイ‼️
できるかな?できるかな?
綿で芯を作る?あれでいいよあれあれ!
といきなり手抜きです。
これに糸をぐるぐる巻いて🧵…。
南極と北極を決める。
8等分にする。
赤道を決める。
この超重要なところを2回無視した挙句、
なんじゃこりゃの手毬が2回できました。
ここは、マニュアルが目の前にあるのに読まないという私の最大の弱点です。
こういうのって、先生の言うことを聞かないとダメなんだよ。わかっているよ。
そして、本の通りきちんと測って3回目!
ふふふ。できました😆。
100円ショップの綿の糸なので、艶がなく、ボソボソしています。
絹糸で作ったらさぞかしきれいでしょう。
しかし、素朴で平民としてはオッケーかもしれない。
「手毬」はどうやって弾むようにしたんだろう?唄いながらつくならば、弾むはずた。などと考えています。
早春の今、もうすぐやってくる良寛さんの春を想い、次は紫色の地色の小さな手毬に挑戦です。
糸の配色を考えるだけでも楽しい楽しい。
手先を動かすと本当に気持ちが落ち着きます。
今日は仕事に行く時、「金のなる木」に花が咲いていました。花びら4枚と知りました。この辺りの家々には金のなる木があちこちにあるので、皆先祖は一緒かもしれません。
サザンカより遅れて、椿の花も咲きはじめています。
今日は真っ青の空に一段と映えていました。