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30代が1人でヒーローショー見に行った、というお話(1/2)

今回は街灯関係なく、私の好きなドンブラザーズのお話。
ドンブラザーズというのは、スーパー戦隊シリーズの46作目の特撮ヒーローだ。
30代にもなって、大晦日にお子様達に混ざって1人でヒーローショーを見てきた。

なぜこうなったかというと…

特撮がまた好きになった

特撮は、小学生に入る前は人並みに好きだった、そして人並みに特撮から卒業した。
そんな私を再び特撮の世界に呼び戻したのは、2022年に公開された“シン・ウルトラマン”だった。
2022年月一回は映画館に行くのが趣味で、シン・ウルトラマンも面白いらしいし見てみよう、くらいな感覚だった。
特撮に詳しくなくても面白いストーリー、ウルトラマンに詳しければ詳しいほど楽しいオマージュの数々、「令和にウルトラマンを作ってこんなに面白い映画になるのか!?」と、そこからまた特撮が好きになった。
2022年の仮面ライダーリバイスも見るようになったが、この時はまだスーパー戦隊シリーズには見向きもしなかった。

何がどうなってる

初めて”暴太郎戦隊ドンブラザーズ”を見たのは映画館だった。
夏は毎年恒例で仮面ライダー&スーパー戦隊の映画が上映される。
私は仮面ライダーリバイス目当てだったが、同時上映のため見るしかない。
そしてその時の感想は「???」だ。

ちゃんと放送を見たのはドン26話「フィナーレいさみあし」の回。
この回は仮面ライダーリバイスの最終回の後に放送された回であり、リバイスの最終回シーンをドンブラザーズの戦士たちが喫茶店で見ているところから始まる。
何言ってるかわからないだろうが、実際に26話を見てもらうと理解してもらえるだろう。

シアターGロッソへ

とにかくハチャメチャなドンブラザーズ、シリーズ初のピンクが男とか、変身後CGの戦士がいるとか、そういうのがどうでもよくなるくらい個性的なキャラクター達と、大人でも楽しめるストーリーにハマってしまい、ついにシアターGロッソまで来てしまった。

友達に東京ドームの写真を送ったら「ジャニーズに興味あったの?」と返されてしまった

シアターGロッソとは、東京ドームシティにある屋内型のヒーローショー準専用劇場のことで、地形の変わるステージやワイヤーアクションなど様々な演出があり、ヒーロー達の活躍を目の前で楽しむことが出来る場所だ。

館内には歴代のヒーローショーポスターがずらりと並んでいる。
自分が子どもの頃見ていた作品を見つけるのも楽しい。

よく見ると右下に“レッド★タイガー”もある
屋内のシアターGロッソ以前はほとんどが後楽園ゆうえんちの野外で行われていた

周りは親子連れだらけ、自分の場違い感がとてつもない。
「見たい」という気持ちと「いい大人がヒーローショーを見るのか?」とう葛藤をしながら東京ドーム付近を1時間以上うろうろする。
途中街灯を撮影したり、チェーンソーマンのショップに寄ったりもする。
「ここまで来たんだ、やっぱり見たい…」
公演まで30分を切ったところで、スタッフに聞いてみることにした。
照→私、街角の照明 ス→スタッフ
照「あの…大人1人で見に来る人っていますか?」
ス『けっこういますよ(笑顔)』
照「今日って、満員になったりしますか!?私が席買うことによって見れないお子様とかいたりしませんか!?」
ス『今日は…今の感じだと満席になることはないと思いますよ(ニッコリ)』
照「不人気の席ってどこですか?」
ス『?』
照「お子様が座らないような席買わせてもらいたいので」
というやり取りをしながら、埋まらなそうな席を選択し、購入してしまった!!
席は2ブロック目の最後列の一番端、逆に周りに全く人がおらず、ポツンと1人大人が座り、とても目立つことになった。

友達には「そんな質問する方が恥ずかしくない?」と言われた

見てよかった…

とにかく見てよかった!!
ストーリーのネタバレは出来ないが、ヒーローが通路を通ったり、ワイヤーで宙を舞ったり、神輿に担がれていたり、と大人でも十分楽しめるヒーローショーになっていた。
自分が子どもの頃遊園地やデパートにヒーローが来てくれただけでも大興奮だったので、シアターGロッソでヒーローを間近で見れたお子様たちの興奮は想像に難くない。

ドンブラザーズのヒーローショーの内容はいくつかあり、今回は3作目の”キジのおんがえし”というお話、作品内に出てくるキジブラザーこと雉野つよし役の鈴木浩文さんが脚本を担当した作品。
大人が見ても飽きないストーリーで、ヒーローたちの個性が生かされていた。
ステージに登場するのは変身後のヒーロー達で、変身前のヒーロー達は出てこない(特別公演を除く)。
声は実際の俳優ではなく、別の方々の声になっていたが、けっこう声色が似ていて、さらにキャラクターに似せていたのでそこまで気にならずショーに集中出来た。

この世では無数の縁が絡み合い、結び会い、奇跡が生まれる!
このnoteを見たのも何かの縁、同じように大人がヒーローショー見てもいいんだろうかと悩んでいる人がいたら是非とも見て欲しい!
※もちろん、主役はお子様たち。人気の席はお子様たちにお譲りしましょう。

近くのスタバで一息。
実はもう一つ行きたい場所がある…それは池袋にある“スーパー戦隊レストラン”、このまま行ってしまうか、どうするか…

おしゃれな若者たちがいるスタバで、一人ヒーロー達の活躍を嚙みしめる

じかーいじかい

シアターGロッソとも縁が出来た。
なに?池袋にスーパー戦隊のレストラン!?
予約が取れてしまった、もう行くしかない
30代が1人でヒーローショー見に行った、というお話(2/2)、…というお話

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