血管ボロボロ過ぎ❌命の危機❌盛ってません
タイトルはさておき、血管が悪すぎて点滴が始められない!
緊急の時や重症の時に救命が危ぶまれる事態に複数回陥ってます。
たかが血管、されど血管。
その「たかが血管」がないだけで、感染源の中心静脈カテーテルが簡単に抜けず、合併症のリスクが跳ね上がることがあったり、
「たかが血管」がないだけで、最善を尽くしても初期対応が難渋し、エピペンで持ち直したアナフィラキシーからアナフィラキシーショックになることを防げないこともあったり。
責任感があるからこそ、自分がなんとかルート確保しないと! と思う気持ちは分かります。
時に医療現場では、ある程度は患者で手技を練習しないと始まらないため、「若い」患者は数回練習に協力してもらわないと下が育たないのも分かります。
しかし、その目の前の患者は点滴の度に、採血の度に複数回刺され続けることに耐えられる人ですか?
何も「若い人」だけを練習の的にする必要もないと思います。
全ての耐えうる患者に1、2回協力して貰えば、一人の患者で10回も失敗し続け、医療者が焦り、頭が真っ白で集中できない中失敗を重ねるなんていう非効率的な練習をせずとも済むかもしれません。
そして、ただ「若い」だけでは血管は再生しません。
運動することで血管が再生し、
血管を休めることで血管が再生します。
そのいずれもできない小児期から闘病している若い患者の血管はボロボロで、改善の見込みはあまりありません。
どうかお願いします。
全ての若めの患者を盲目的に「良い練習台」だと思わないでください!
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