【感想】Everywhereマグ 350mL cocuri

Everywhereマグ 350mL cocuriを3月末に購入し、買って1ヶ月ぐらい使いましたので感想です。

1.購入経緯

Everywhereマグの特徴は、内側がセラミック塗装されているため、入れた飲み物の風味が変化しづらいという点にあります。

内側から飲み口まで続くセラミック塗装加工により、ステンレス特有の金属臭・金属味を軽減。飲みもの本来のおいしさを感じられます。

マーナ公式HPより

Everywhereマグと、同様の製品として京セラのCERAMUG セラマグがあります。
私も、Everywhereマグを購入するまではセラマグを使ってコーヒーを持ち歩いていました。

セラマグは、過去に丸山珈琲が同製品を土台としロゴ等を配したオリジナルマグボトルを発売した事例(2019年)もあり、持ち歩き用のボトルとしてはとりあえずこれといった製品のようです。

このセラマグも概ね満足していましたが、

  • 本体と飲み口が分離しており、飲み口が汚れやすいこと

  • センのパッキンに水がたまり垂れてくること

といった不満がありました。

口をつけるところの根元(濃い灰色の部分)に汚れが付きます(京セラHPより)

この点、Everywhereマグはパーツが一体型になっており、少なくとも1点目の不満は解消されるな、と考えたわけです。

飲み口まで一体型です(マーナ公式HPより)

2.良いところ

  1. 飲み口が汚れづらい

  2. 塗装や色合いが良く、所有欲が満たされる

まず、飲み口が汚れづらくかつ部品が分かれていないため洗いやすいという点で、洗い物の手間が削減されました。

また、機能面での話ではないですが、セラマグと比べて所有欲を満たすという点でデザインが優れていると思います。

3.悪いところ

  1. やっぱりフタからの液垂れは起こる

  2. 飲み口に直接セットできるコーヒードリッパーに制限がある(一応解決済み)

まず、液垂れ問題ですが、悪いところというか、不満が解消しきれなかったところです。
フタ本体とパッキンの間に液体が溜まるという構造になっているため、セラマグと比べると垂れづらくはなっていると思いますが、フタの閉め方に気を使わないと結構垂れます。
(このへんは水筒一般の問題な気がするのでどうしようもない気はしますが・・・)

もう1点が、飲み口に直接セットできるコーヒードリッパーに制限があるという点です。
Everywhereマグの飲み口の直径は6cmあるため、一部のコーヒードリッパーは直接セットできません。

クリスタルドリッパーの台座の底は6cmのため直接セットできません(キーコーヒーオンラインショップより)

手元にあるもので確認したところ次のとおりでした。

  • V60透過ドリッパー(HARIO) 1~2杯、2~4杯ともにセット可

  • 浸漬式ドリッパー スイッチ(HARIO)ちょっと強引な形となるがセット可

  • 名門フィルター(KONO)2杯用はセット不可

  • Noi クリスタルドリッパー(キーコーヒー)セット不可

  • フラワードリッパーDEEP27(CAFEC)セット可

  • アロマフィルター (メリタ)セット不可

4.直接セットできないコーヒードリッパーをどう置くか

この問題ですが、Everywhereマグとドリッパーとの間に何かかませてそこに置けば解決するということで、つい先日ダイソーの折りたたみコーヒードリッパーをかませるという方法を見つけました。

同様の形状の器具で有名なのはユニフレームのコーヒーバネットですが、これはその100均版となります。

このダイソー折りたたみコーヒードリッパーを下記画像のようにしてEverywhereマグの上に置いてやるとちょうどいい台座として機能してくれました。

こんな感じです

終わりに

前述したとおり、Everywhereマグは一部未解決の問題もありますが、セラマグにあった不満点も解消され、非常に使い勝手の良い製品だと思います。
ただ、値段の方もそれなり(4,400円)かつ基本的に値引きがされていないので、一般的な水筒と比べて購入価格は少々高めとなります。
京セラのセラマグとの価格比較ですが、セラマグも最近はAmazon売価が上がっています。私が買った時は2,000円切っていましたが、今は4,000円近いです。

値段が同じぐらいならば、私個人としてはEverywhereマグをおすすめします。価格差があるならばセラマグでもいいかもしれません。
あと、セラマグはEverywhereマグと比べてコーヒー店の認知も高いと思われるので意識高い系をアピールするにも使える気がします(通算1回)。

フォグブルーを買いました


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